創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題に揺れるジャニーズ事務所に所属する人気アイドルグループ・なにわ男子の西畑大吾が主演したホラー映画『忌怪島』が酷評されている。
『呪怨』シリーズで知られる日本ホラー映画界の巨匠・清水崇監督の最新作。「孤島」という閉鎖空間で、現実と仮想の2つの世界で恐怖の出来事が展開するストーリーだ。
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主演の西畑は、VR研究チームのメンバーで非科学的なことを信じない天才脳科学者・片岡友彦を演じている。
「6月16日の封切り後、3日間で約1億1000万円、8.9万人の観客動員数を記録。なんとか1億円の大台には乗せたものの、同日に公開された『ザ・フラッシュ』の約半分にとどまっています」(映画ライター)
ネットの映画レビュー欄の6割は星1~3で占められており、《ひたすらつまらなく鑑賞するのがバカバカしくなる。最後まで観る価値なし》《こんなに怖くないホラーは久しぶり。生駒里奈の演技だけはよかった》《女優陣は魅力的なのに、脚本がクソ過ぎる。絶対にミーガンの方が怖いと思う》などと、大ブーイングが吹き荒れているのである。
キムタク次女もホラーで爆死
「西畑は、これまで2014年放送の『ごちそうさん』、16年放送の『あさが来た』の2度、NHK連続テレビ小説に出演するなど、ジャニーズタレントの中でも〝演技派〟として知られています。6月17日に放送された人気特番『世にも奇妙な物語’23 夏の特別編』(フジテレビ系)では、まさかの〝台詞なし〟という役どころで物議を醸しましたが、それだけ演技力を買われていたとも取れます」(スポーツ紙記者)
なにわ男子は、今年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーにも選ばれるなど、ジャニーズ内でもイチオシされているグループだ。
「藤島ジュリー景子社長の娘が、なにわ男子を推しているんです。しかし、『24時間テレビ』にゴリ押しして決まった途端にジャニー氏の性加害問題が再注目され、チャリティー番組にはそぐわないと批判が殺到。なにわ男子のイメージダウンにもつながっています。今回の映画でも、西畑はそれなりに存在感を見せていますが、いかんせん作品が悪かった。映画をバッシングしている観客の中には、主演がジャニーズだからという理由で嫌悪感を示す層もいるようです」(同・記者)
同社所属の俳優・木村拓哉の次女・Kōki,も「映画主演女優」という肩書欲しさに、母親の工藤静香がホラー映画『牛首村』の主演にネジ込んで大爆死。デビュー作でいきなり女優としての評価を下げたケースもあった。
ジャニーズ事務所は「失敗から学ばない」会社のようだ。
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