今季限りで「日本ツアー引退」を表明している元賞金女王のイ・ボミが、『アース・モンダミンカップ』(6月22日〜25日)で予選落ちしたことが話題を呼んでいる。2015年、16年と同ツアーで2年連続優勝した経歴を持つだけに、「最後にもう一度、強いイ・ボミが見たい!」との期待が高まっていたからだ。
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専門誌の記者が言う。
「近年の彼女の成績は下降の一途。今季は同大会を含め、5戦連続で予選落ちしています。ただ、ゴルフ界随一の美貌とうたわれた彼女が苦しみながらも奮闘する姿は、オールドファンらの心に響いたようで声援はかなり多かったのです」
ちなみに、同大会には来年開催のパリ五輪出場を目指す若手、中堅が〝ポイント稼ぎ〟で多くエントリーしていたという。だが、その中でイ・ボミが期待された理由は「有終の美を飾ってほしい」とのファンの願いだけではなかったのだ。
「実は、前週の『ニチレイレディス』で〝熟女パワー〟が爆発したからです。優勝争いは山下美夢有ら若手中心でしたが、初日から安定したゴルフを見せたのが37歳の上田桃子と7月で35歳の菊地絵理香、9月に30歳になる渡邉彩香も好位置につけ、ツアーをけん引しました」(同)
期待高まる中…残念な結果に
また、同大会では36歳の吉田弓美子も一時は首位に2打差の3位タイまで順位を上げた。記者団がコメントを求めると、「アタシみたいなおばちゃんはいいのよ〜」とテレ笑いを見せたが、続くアース・モンダミンカップも同じく千葉のゴルフ場が会場のため、「次はイ・ボミの番では!?」と期待が高まっていたのだ。
「事実、イ・ボミはこの2つの大会前に韓国に一時帰国し、スイングの修正をしてきたほど。勝ちたいという思いは強かったようですが、不本意な成績が続いてしまった。そのため今では引退に向け、最後の日本ツアーを楽しもうとしているようです」(関係者)
20代の頃は「6月時点で賞金1億円超え」なんて圧倒的な強さを誇ったイ・ボミ。成績が振るわなくなったとはいえ、その色香が日本で見られなくなるのは、〝大きな損害〟かも。
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