ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web
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ジャニーズ性加害問題に『再発防止特別チーム』発足も…終息へはほど遠い不透明の事態

ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏(2019年死去)による元ジャニーズJr.への性加害問題を受けて、「外部専門家による再発防止特別チーム」が設置された。


6月12日、このチームによる記者会見が開かれたが、早くも業界関係者からは「調査結果に期待できない」という声が上がっている。


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「特別チームのメンバーは、元検事総長で弁護士の林眞琴氏、精神科医の飛鳥井望氏、臨床心理の女性研究者の3人。座長の林氏は『第三者委員会であると受け取ってもらっても差し支えない』と説明していますが、チーム名はジャニーズ事務所が設定。設置の背景には藤島ジュリー景子社長に〝記者会見を開かず事を穏便に済ませ、事務所を存続させる〟意図が見え隠れする。これでは期待できません」(大手芸能プロ役員)


今年3月、イギリスの公共放送『BBC』が、ジャニー氏の性加害をドキュメンタリーで放送。ジャニーズファンが真相究明の署名活動をするまでに発展し、ジュリー社長は一連の問題などを動画で謝罪した。

調査を待つしかない…

「ジュリー社長は、ジャニー氏の性加害について『知らなかった』と回答し、批判が広まった。次に〝ジャニーズの長男〟東山紀之がMCを務める『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)、そして約1週間後に『嵐』の櫻井翔が『news zero 』(日本テレビ系)で見解を発したんですが、2人とも自身がジャニー氏から性被害を受けたかどうかについては言及しなかった。結局、〝黒い霧〟は晴れなかった」(芸能ライター)

現在のところ、性加害問題はジャニーズ側が設置した再発防止特別チームの調査を待つしかないのが実情。


「元Jr.からの聴き取り調査を実施するとしていますが、限界はある。お手盛りのような調査に終わる予感がします。解決への道は、ジャニーズ事務所が関与しない本当の第三者委員会による真相究明ですよ。そして、ジュリー社長が辞任して経営陣刷新か事務所を解散しなければ、ジャニー氏の性加害騒動は終息しないでしょう」(中堅プロオーナー)


嵐は、まだ過ぎ去らない。