東京ドーム(C)週刊実話 
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巨人・岡本和真メジャー流出の危機!“球団史上初”の超大型契約で引き止めへ

若くして読売ジャイアンツの4番に座り、WBCでも大活躍した岡本和真(26)が〝メジャー流出〟の危機に瀕しているという。


今季の岡本は開幕から絶好調で、昨年の三冠王で同世代のライバル、ヤクルトの村上宗隆が絶不調に陥っていることもあって、現在セ・リーグHR王を独走中。怪我さえなければ6年連続となる30本塁打は確実。さらに打率と打点は2位で三冠王すら射程にとらえている。


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この好調のカギになったと言われているのが、3月のWBCだ。


「侍ジャパンで一流選手に囲まれた岡本は、様々な技術を吸収したのか、バッティングがより洗練された印象。大会で打率.333、本塁打2本、7打点と大暴れしたことで、以前から公言していたメジャーへの憧れが『自分も通用する』という思いに変わったと言います。特に、決勝のアメリカ戦で放った決勝点のソロホームランが大きな自信に繋がっているようですね」(スポーツ紙記者)

メジャーとの争奪戦

一方、球団側は、岡本のメジャー流出を何としてでも阻止したい構えだ。

「岡本は、松井秀喜氏以来となる高卒の生え抜きスラッガー。松井氏のメジャー移籍で球団人気すらも低下したチームにとっては、ようやく現れた希望の星です。今や岡本は〝昭和のON〟〝平成のゴジラ〟に次ぐ〝令和のスター〟であり、流出は何が何でも阻止したい。仮にポスティングでのメジャー移籍を希望しても、絶対に認めないでしょう」(スポーツ紙記者)


だが、ポスティングを認めずとも、海外FA権は27年オフにも取得できる。権利を行使された場合、メジャーとの争奪戦は必至だ。


「岡本はWBC以降〝メジャー志向〟がより強まっていますから、ポスティングが不可能でも、海外FA権は確実に行使するはず。となれば、球団も流出阻止に本気で動き、松井氏に提示したといわれている球団史上初の10億円規模の複数年大型契約に加え、〝監督手形〟すら用意するでしょう」(スポーツライター)


巨人のOBにあたる野球解説者・上原浩治氏は、昨年10月に公開した自身のYouTubeチャンネルで、〝メジャーで通用しそうな日本人打者〟に岡本の名前を挙げている。同氏は、打撃だけでなく「守備も下手ではないですし」「あの体ですし、怪我しないですしね」とも評価していた。


さらにメジャーでは、エンゼルスの大谷翔平やレッドソックスの吉田正尚らの活躍もあって、日本人外野手を再評価する傾向にあるが、巨人は岡本を引き止められるのか。