全速ターン！『ボートレース』情報～徳山『SGグランドチャンピオン』の注目選手

今年のSGは、クラシック（平和島）を土屋智則、オールスター（芦屋）を石野貴之が制覇。そして、6月20日から25日まで、グランドチャンピオン（徳山）が開催される。

地元の山口支部からはただ1人、寺田祥が出場。SGは2017年（若松）と20年（下関）のメモリアルで優勝した実績が示すとおり、エンジンが仕上がれば圧倒的な強さを発揮するタイプ。開催地の徳山では、58回優出して21回優勝（6月5日現在）しており、誰よりもコース特性を熟知している。

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島村隆幸がSGでも旋風を巻き起こすか⁉

今年4月に宮島周年でGⅠを初優勝し、5月の児島周年で2回目のGⅠVと、最近の勢いなら一番と言っていいのが島村隆幸。所属は徳島支部で、四国地区での優出、優勝回数が目立っているが、記念を勝ったのは、ともに中国地区のレース場。徳山の成績も悪くはない。SGでも島村旋風を巻き起こすか。

先のオールスターでは、倉持莉々が優出し3着の活躍を見せたが、グランドチャンピオンに出場する女子レーサーは田口節子だけ。それでも一昨年、昨年とクイーンズクライマックスを2年連続で制した実力は、言うまでもなく女子のトップクラス。ある程度の勝率があるモーターを引き当てれば、女子力（体重差）発揮で快速仕立て間違いなし。オールスターで倉持が作った流れを、しっかり引き継ぎたいところだ。