6月4日、前参院議員のガーシーこと東谷義和容疑者（51）が、滞在先のアラブ首長国連邦（UAE）のドバイから帰国し、逮捕されたことが波紋を広げている。

警察庁は今年4月に国際刑事警察機構（ICPO）を通じ、同容疑者を脅迫容疑で国際手配。5月には同庁や警視庁の捜査員らがUAEを訪問し、早期送還を働き掛けたが、急転直下の身柄引き渡し→緊急逮捕となったことでメディアが色めき立っているのだ。

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その中でも、がぜん注目を集めているのが俳優・綾野剛の動向だという。

「ご存じの通り、綾野は昨年5月にガーシーに未成年者との飲酒＆淫行疑惑を暴露され、同じく動画サイトで脅迫された2人の実業家とともに刑事告訴した。今後、起訴され公判になった場合は証人出廷し、暴露内容の真贋が争われることになるのです」（社会部記者）

ちなみに、綾野らが同容疑者を告訴したのは、まだ本人が帰国を拒み、逮捕の確率も低かった頃。ところが、ここにきて想定外の事態となったため、その行方が危ぶまれているのである。

イメージダウンは必至

芸能記者が言う。

「綾野はガーシーに〝女性疑惑〟を暴露されたが、当時世間はすでに〝ガーシー＝悪人〟モード。そのため、昨年6月スタートの主演ドラマ『オールドルーキー』（TBS系）も予定通り放送され、以後も映画出演が相次いだ。大みそかには女優の佐久間由衣と結婚したが、今後疑惑が法廷で蒸し返されればイメージダウンは避けられないとみられているのです」

そのため、マスコミ筋では「示談になるかも」との見方もあるが、綾野にとってはさらに分の悪い事態も持ち上がっているという。

「実は昨年、綾野は『政治家女子48党』（旧NHK党）の立花孝志氏にYouTubeで疑惑を蒸し返され、内容証明で削除を求めたところ、逆に訴えられた。その裁判が3月に結審したが、公判途中に綾野側の主張が『動画の削除を依頼しただけで、疑惑の事実確認をする必要はない』と変わったそう。今では、暗に疑惑を認めたと言われかねない主張と評判なんです」（同）

疑惑が事実かも含め、しばらく綾野剛から目が離せない状況が続きそうだ。