日本から一気に世界へはばたいた俳優の役所広司。5月27日、世界3大映画祭の1つに数えられるフランスのカンヌ国際映画祭でドイツのヴィム・ヴェンダース監督の作品『PERFECT DAYS』(原題)での演技が評価され、最優秀男優賞を受賞した。日本人俳優が同賞を受賞するのは柳楽優弥以来、19年ぶり2人目の快挙だ。
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そんな役所だが、芸能界では別の一面を持つことでも知られている。意外にも、芸能界屈指の〝不動産王〟と呼ばれているのだ。
「自宅は東京の某一等地に約230坪近い土地を購入し、二世帯住宅を建てて住んでいます。役所の自宅部分は純和風の高級旅館のような佇まい。130坪はありますね。3階建てで、日本庭園が整備され大きな池もあります。お手伝いさんも住む大きな家です。すぐ隣には俳優をしている息子の自宅がある。70坪くらいの大きさで、こちらは洋風な家です」(地元不動産関係者)
不動産“推定50億円”以上
これらは土地だけで推定5億円は下らないという。もっとも、役所の所有する不動産はこれだけではなく、東京・渋谷区内には駅から歩いて数分のところに地上4階地下1階建てのビルを所有している。さらに、都内にマンションやアパートを7棟まるごと経営しているのだ。
「他にも、六本木や麻布、虎ノ門界隈のタワーマンションのスイートレジデンス階にある部屋を所有しています。熱海や軽井沢にも別荘を持っている。まだ海外の別荘などは所有していないが、今回、カンヌに行ったついでにいくつか物件をチェックしていたそうです」(芸能プロ関係者)
役所が所有する不動産の総額は「推定50億円以上にもなる」(同)そうだ。驚くのは、こうした不動産の賃貸経営の大半を役所本人と妻が扱っていること。
「役所は細かい大工仕事が好きなんです。住人のクレームにも窓口となる不動産会社を通じ、即対応している」(事情通)
役所の不動産原資の一つは俳優業のギャラ。67歳になっても仕事オファーは続々舞い込んでいるのだ。
「今年だけで主演映画が『ファミリア』、『銀河鉄道の父』と2本も公開されている。また、6月1日からは主演ドラマ『THE DAYS』がNetflixで世界独占配信中。7月には日曜劇場『VIVANT』(TBS系)が始まる。CMもサントリー、ソニー損保、東洋水産など何社も抱えている。今回、カンヌで賞を取ったことでこの勢いはさらに加速する」(同)
気になる役所の出演料は、
「ドラマは1話230万円〜、CMは1社3000万円〜が相場。基本、役所は来る仕事はすべて受ける主義です」(同)
役所仕事はパーフェクト。
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