ジャニーズ事務所の人気グループ・Snow Manの渡辺翔太が主演する舞台『DREAM BOYS』(帝国劇場・9月9日開幕)のポスターが6月12日に公開され、業界をザワつかせている。
同舞台は、2004年に『DREAM BOY』のタイトルで滝沢秀明氏が初演。以降、KAT-TUNの亀梨和也やSexy Zoneの菊池風磨などに受け継がれてきたジャニーズ伝統の舞台作品だ。
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「スタート時に作・構成・演出を担当したのが、2019年に亡くなった創業者の故ジャニー喜多川氏でした。そのため同作の公演の際には、死去後も〝エターナル(永遠の)・プロデューサー〟としてジャニー氏がクレジットされ続けていたのですが、今回のポスターからジャニー氏の名前が消えていたのです」(スポーツ紙記者)
製作の東宝は各メディアに対して、「報道などの状況を見るに、被害を申し出ている方がいらっしゃることを鑑み、当社とジャニーズ事務所の総合的な判断ではずす決断をいたしました」と説明。〝性加害疑惑〟が原因で名前が消えたことを暗に認めたのである。
“メリーズ事務所”案も
これで俄然、現実味を帯び始めたのが「社名変更」だ。すでに、ジャニーズの〝長男〟東山紀之が、自身がMCを務めるテレビ朝日系の情報番組『サンデーLIVE!!』で、そのことに言及していた。
「今回は社名の由来にもなっている故ジャニー喜多川氏をめぐる問題ですから、社名変更を検討するのは自然なことかもしれません」
実際に、社名変更するとなれば、どんな名前になるのか。ある民放関係者は、こんな見立てを披露する。
「現在の社長である藤島ジュリー景子氏の名前をとって『ジュリーズ事務所』にすれば、違和感は最も少ない。もしくは、ジャニー氏の姉である故メリー喜多川氏の功績をたたえて『メリーズ事務所』にするのもありか…。ただ、ジャニー氏の疑惑が疑惑だけに、一族の名前は使わず、事務所を支えてくれているファンから公募するという方法が現実的かもしれない」
いずれにせよ、ジャニーズ事務所が〝汚れた冠〟を捨てるカウントダウンは、すでに始まっているようだ。
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