プロ野球・オリックスが、今年も人気企画の「オリ姫デー」を6月6日から11日まで開催。大盛況に終わったが、なぜかネット上では賛否両論が飛び交っている。
「オリ姫デー」は、2015年から毎年行われている恒例のイベント。〝推しメン(オリメン)〟を決めるファン投票などを行い、イケメン選手をアイドル的に扱うことで、女性ファンを増やそうという狙いがある。
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「毎年テーマを設定。昨年は『アウトドア』が似合うイケメンを推し、今年は『韓流アイドル』に見立てたイベントになっていました」(スポーツ紙記者)
球団の狙い通り、グッズショップには初日から長蛇の列ができ、多くの女性ファンが推しメンのグッズに殺到。売り上げもシーズン中の最高を記録した。
例年は1カードのみだったが、あまりの人気ぶりに今年は初の2カード、6試合の開催となったほどだ。
ファン投票では、1位・山崎颯一郎、2位・山本由伸、3位・山岡泰輔がトップ3で、以下10位までが決まった。
ちなみに、大のオリックスファンとして知られる女優の本田望結は2位の山本が推しメンだ。
“ルッキズム”の指摘も
球団の狙いがズバリで、満員御礼になったイベントに、なぜ批判的な意見が出るのか。
「古参のファンは、野球観戦を〝推し活〟のように扱うことに抵抗があるようです。今年は11人の選手(10位が同票で2人)がファン投票で選出されましたが、正直、成績が伴っていない選手も少なからず見受けられます。選手自身も肩身が狭い思いをしているかもしれません」(スポーツライター)
今年3月には、オリックスファンの女性が選手にサインをもらおうとしたところ、隣にいたファンも同じ推しメンだったとして不快感を示すツイートを書き込み、〝同担拒否〟という言葉がトレンド入りしたことも。
「同担拒否というのは、同じ人物を応援(担当)する他人とは交流を持ちたくないという意味のようです。ジャニーズファンの間でよく使われている言葉らしく、それが野球界にまで波及した例として話題になりましたが、こうしたことも古参のファンが嫌っている要因になっているのでしょう」(同・ライター)
また、選手のイケメン投票には〝ルッキズム〟を指摘する声まであるという。
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本田望結が推す山本は、来季メジャーに挑戦するのではないかと言われており、イケメンでありながら実力も申し分ない。山本のような選手が増えれば、否定的な意見も抑えられそうだが…。
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