(画像)yu_photo/Shutterstock
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落合博満氏が中日監督に復帰!? 否定的だった再登板への態度を軟化させたワケ

野球解説者の落合博満氏が、中日ドラゴンズ監督に〝電撃復帰〟する可能性が浮上してきた。


落合氏は、2004年から7年間も中日の監督を務め、優勝4回、日本一1回。08年の3位以外は首位か2位と、90年近いチームの歴史で1番の黄金期を築き上げた名将として知られている。


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その実績から、ファンの間で〝再登板〟を望む声は常に上がっていたが、本人は乗り気ではないと伝えられてきた。


「落合氏は監督復帰に否定的で、これまでのインタビュー等でも前向きな発言は出てこなかった。4月に配信した自身のYouTubeでも、監督復帰の話題には『白井さんがオーナーを退いちゃったんでね。ないでしょう』『中日でやるっていうことはまずないでしょう』などと明確に否定していましたからね」(スポーツ紙記者)


ところが、最近になって潮目が変わり始めているというのだ。


「6月9日のYouTubeで『答えて!オレ流質問箱』という質問コーナーを企画した落合氏は、『もう一度、監督をやりたい気持ちはありますか?』という質問に対し、『オファーがあれば、会って話は聞きます。それで条件によっては考えます』と回答。これまでと態度を一変させ、復帰の可能性を示唆したのです」(同・記者)

監督時代のライバルたちも復帰

現在のチーム状況も、落合氏の〝監督復帰〟の追い風になっている。

「チームは昨季から立浪和義監督が指揮を執っていますが、最下位争いを続けている。立浪監督には早くも辞任の噂がささやかれていますから、チームがこのまま最下位に終わった場合、来季の監督交代は必至でしょう。その場合、真っ先にオファーが行くとみられているのが落合氏で、現在は〝第二次落合政権〟樹立前夜と言ってもいい」(スポーツライター)


落合氏が去ってからの中日は、翌年こそ2位だったものの、13年からは10年連続Bクラス、うち2度の最下位。次々と監督をかえても浮上しない〝暗黒時代〟が続いている。


「黄金時代を築いた落合氏が、チーム再建に動くのは筋が通っている。阪神も、今季から岡田彰布監督が15年ぶりに復帰。巨人も原辰徳監督がいますからね。落合氏が監督時代にしのぎを削ったライバルが現場に戻っています。こうした動きにも刺激を受け、本人も監督復帰への意欲が湧いているのではないか」(同・ライター)


原巨人VS落合中日のライバル関係復活となれば、セ・リーグも盛り上がりを取り戻せそうだ。