
ホンダが撤退から2年で“F1復帰”!現在の「自動車市場」が決断の決め手か
2023.06.14
5月24日、ホンダはレーシングチーム「アストンマーティン」へパワーユニット(エンジン、電動モーターなど)を供給する形で2026年、F1に復帰すると発表した。
同社は21年に「カーボンニュートラル(温室効果化ガス排出ゼロ)に注力するため」との理由で、F1から撤退。わずか2年で復帰を表明したことにファンからは驚きと喜びの声が上がっているが、同社のF1復帰はこれが5回目、撤退と参戦を繰り返すその姿勢が物議を醸している。
【関連】ホンダ『オデッセイ』復活にしたたかな戦略!? “改良モデル”の意外な生産先とは ほか
自動車評論家がこう語る。
「もともとホンダが撤退したのは、年間数百億円とされるF1参戦資金を生き残りのためにEV(電気自動車)の開発に振り向けるためだった。だが、F1への未練は大きかったようで、撤退後も『レッドブル』チームに技術提供を続けていたほどです」
現在の自動車市場が影響している
実際、当時ホンダは「全新車販売のEV化を2040年期限とする」と発表。EVとFCV(燃料電池車)の開発に取り組んだが、それが「F1復帰」に覆った裏には、昨今の自動車市場の動向が影響しているようだ。「近年、車選びに『脱炭素』という選択項目が加わり、モータースポーツの結果が販売に反映されにくくなったのは事実。ただEVをはじめとする次世代自動車は性能に差が出にくく、ブランド力が売り上げに直結するともいわれている。ホンダはブランド再構築のために、F1復帰したとみられているのです」(経済記者)
また、前出の自動車評論家はこう続ける。
「実はF1はホンダ撤退後、化石燃料を禁止しカーボンニュートラル燃料を26年から使用する新たな義務付けを発表した。つまり、F1への参戦がEVやFCV開発の近道である可能性が高まったことも復帰の要因と思われるのです」
この〝復帰〟が吉と出るか、凶と出るかが見ものだ。
合わせて読みたい
-
中田翔またも無償トレードか 移籍先ソフトバンクで秋広優人と師弟コンビ復活へ
2025.05.26 スポーツ -
永野芽郁スキャンダルは「広告経済の自己崩壊」見出し経済で歪んだ倫理と商業の関係
2025.05.31 芸能 -
石破政権の求心力が液状化 「前門のコメ、後門のトランプ関税」参院選を前に公明党も見放す事態
2025.06.01 -
橋本環奈の人気低迷が深刻 不倫騒動の永野芽郁より致命的?
2025.05.27 芸能 -
永野芽郁“降板劇”の背景に「田中圭の妻」と「後追い報道」2つの理由
2025.05.29 芸能 -
“カリスマ風俗嬢”まりてん、女性ファン急増中 7月引退後の去就は「人生に空白期間を作ってみたい」
2025.05.24 芸能 -
オリオールズ・菅野智之にトレード説浮上 お相手はまさかのカブス・鈴木誠也
2025.05.30 スポーツ -
侍JAPANの秘策は“佐々木麟太郎の招集”長距離打者たちの離脱で白羽の矢
2025.06.01 スポーツ -
備蓄米を独占したJAが系列スーパーで大量販売? それでも消費者が買えない根本的事情
2025.04.24 -
永野芽郁『かくかくしかじか』公開2週目で4億円 近年屈指の赤字案件に?
2025.05.26 エンタメ
合わせて読みたい
-
中田翔またも無償トレードか 移籍先ソフトバンクで秋広優人と師弟コンビ復活へ
2025.05.26 スポーツ -
永野芽郁スキャンダルは「広告経済の自己崩壊」見出し経済で歪んだ倫理と商業の関係
2025.05.31 芸能 -
石破政権の求心力が液状化 「前門のコメ、後門のトランプ関税」参院選を前に公明党も見放す事態
2025.06.01 -
橋本環奈の人気低迷が深刻 不倫騒動の永野芽郁より致命的?
2025.05.27 芸能 -
永野芽郁“降板劇”の背景に「田中圭の妻」と「後追い報道」2つの理由
2025.05.29 芸能 -
“カリスマ風俗嬢”まりてん、女性ファン急増中 7月引退後の去就は「人生に空白期間を作ってみたい」
2025.05.24 芸能 -
オリオールズ・菅野智之にトレード説浮上 お相手はまさかのカブス・鈴木誠也
2025.05.30 スポーツ -
侍JAPANの秘策は“佐々木麟太郎の招集”長距離打者たちの離脱で白羽の矢
2025.06.01 スポーツ -
備蓄米を独占したJAが系列スーパーで大量販売? それでも消費者が買えない根本的事情
2025.04.24 -
永野芽郁『かくかくしかじか』公開2週目で4億円 近年屈指の赤字案件に?
2025.05.26 エンタメ