6月12日に放送されたフジテレビ系朝の情報番組『めざまし8』で、MCの谷原章介が謝罪した。

事の発端は、モデルでポーカープレイヤーの「ななちゃら」こと實近菜那が、6月7日に投稿したツイートだった。

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實近菜那💎ななちゃら(@na.chara)がシェアした投稿

「歩いてたら、邪魔だ！ってわざとベビーカーにぶつかってこられた　一応、すみませんって言って去ろうとしたら再度体当たりしてきて流石に え、なんなんですか？って言ったら高圧な態度で詰め寄ってきて勝手に掴んできた…（ヤバそうだったから証拠として撮影開始）普通に怖すぎるでしょ…」

【関連】『めざまし8』の“失言王”谷原章介が重用される深いワケ ほか實近は、その際の動画も投稿。キャップにサングラス姿の高齢男性が、ベビーカーのハンドルを掴んで「交番行こう」と怒っている様子が映し出され、周囲の人々が男性を制止しようとするなど、緊迫した状況だったことが分かる。

真逆のタイトル

この〝ベビーカー事件〟のツイートは瞬く間に拡散し、大きな話題になっていたため、『めざまし8』でも9日の放送で取り上げていた。

ネットライターが解説する。

「實近は、《わざとベビーカーにぶつかってこられた》と主張しているのに、番組のタイトルは『ベビーカーぶつかった男性怒り』で、あたかも實近の方から男性にベビーカーをぶつけたかのような扱いだったんです。しかも、MCの谷原が『これだけ広い歩行スぺースがあるにもかかわらず、普通、男性とベビーカーがぶつかるって考えられないですけどね』などと発言。暗に、實近にも非があるかのように報じていたんです」

これを見た實近は、「えええ。めざまし8さんで報道されたみたいなんだけど　私がベビーカーでぶつかって男性が怒ったみたいなことにされてる…？　取材に応じてる時も理解してない感じだったし、間違った事実をテレビで伝えるのどうなんですか…？」と激怒。番組スタッフとのやり取りもツイッターで公開し、異議を唱えていた。

「当初、スタッフ側は謝罪文を読み上げるだけで済ませるつもりだったようですが、實近は《こんな数秒で終わる謝罪じゃなく動画付きで放送し直す事を求めます》と訴えていました。実際の放送でも、きちんと動画を検証し直していたので、番組も誠意を見せたのでしょう」（前出・ネットライター）

ところが、ここでも谷原が薄ら笑いを浮かべたような表情で謝罪し、またもや炎上に油を注いでしまったというのだ。

「谷原からすれば、番組の方針通りにコメントしていたはずなので、『なんで俺が謝るの？』というのが〝本音〟だったのかもしれませんが、ネットは大荒れに荒れていましたね」（同・ライター）

これには實近も困惑。次のようにツイートし、フォロワーに自重を促している。

「めざまし8さんの件で谷原さんへの誹謗中傷が目立っていますが、彼は取材班やプロデューサーの代理として謝罪してくれただけだと思います。彼に罪を押し付けSNSで叩くことを私は望みません…ベビーカー連れのママさんを故意に狙う人が存在する。この事実を多くの人に知ってもらえたらそれで良いです」

これまでも数々の発言で物議を醸してきた谷原だが、まさか「謝罪」までもが炎上するとは…。本業が俳優なのに、つい〝本音〟が表情に出てしまうところも、女性視聴者人気の要因のひとつなのかもしれないが、報道も扱う情報番組のMCとしては失格と言わざるを得ない。