ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web
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ジャニーズ男性マネジャーまでも性加害をしていた!? 被害は今もなお…?

創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題に揺れるジャニーズ事務所が、新たな激震に見舞われている。なんと、事務所の元マネジャーの男性も所属タレントの少年たちに性加害をしていたと発売中の『週刊文春』がスクープしたのだ。


「この元マネジャーA氏は、もともとジャニーズの人気グループの某メンバーの熱心な追っかけで、その熱意を見込まれてスタッフとしてスカウトされ、1990年代の前半、20歳の時にジャニーズ事務所に入社したという。そのまま追っかけをしていたグループのマネジャーを担当。別グループのマネジャーも経験したのち、ジャニー氏の下、2000年ごろまでJr.担当のマネジャーを1人で任されていたそうです」(スポーツ紙記者)


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問題なのは、A氏本人が〝罪〟を認めていることだ。


「A氏は文春の取材に対し、人数の多いJr.を1人で担当したことで多忙を極め、感覚がおかしくなったと言い訳した上で、Jr.所属の10代の少年を誘い、〝口でする行為〟に及んだと告白しています。以降、罪の意識が薄れ、6人ぐらいと同様の行為に及び、うち3人からは金銭を要求されたと明かしているのです」(同・記者)


A氏は、エスカレートしそうになったときに、あるJr.から「ちょっと、やりすぎじゃない?」と言われ、それからは二度としなかったというが、この行為は児童福祉法や児童買春・児童ポルノ禁止法に抵触するおそれがあると『週刊文春』は報じている。

マネジャーもイケメンぞろい

この報道を見たベテランの芸能ジャーナリストは、「納得したこと」があるという。

「ジャニーズのマネジャー陣は、若くて体力のありそうなイケメンぞろいなんです。『週刊文春』では、こうしたマネジャーの中にも、ジャニーさんから性加害を受けた人物もいるとスクープしていましたが、それもジャニーさんが選んでいるものだと思っていました。ところが、今回の記事を読むと、もともと同性愛者の男性が、こういうことをする目的で志願して入社していたおそれも出てきた。それほど一般人の間でも、ジャニー氏の性加害の噂は昔から有名でしたからね。自分もできそうだと考えてスタッフに応募する男性がいたとしても不思議じゃない」


そもそも、ジャニーズ事務所には女性スタッフが極端に少なかったという。


「女性スタッフは、メリー喜多川氏が存命だった時は、メリー氏と藤島ジュリー景子現社長、現在は『新しい地図』を率いる元SMAPのマネジャー・飯島三智氏しかいなかった。これは、女性マネジャーと所属タレントが恋仲になるのを防ぐ目的だったのかもしれませんが、同性愛者の男性が、性加害目的で紛れ込んでいたとすれば大問題。ジャニーさんの死去で『再発はあり得ない』と思っていたが、この件が発覚しただけに、まだマネジャーから被害に遭っているJr.がいるかもしれないと考えるに至った。このA氏の告白で、ジャニーズ問題は新局面に入ったと言えそうです」(同・ジャーナリスト)


一般的にも、「ジャニーさんが亡くなっているのだから、今さら再発防止策を打ち出してもポーズでしかない」という認識だったはずだ。それが崩れたとなると、ジャニーズ事務所はさらなる窮地に陥る可能性もある。


「ジャニーズ事務所は、文春の取材に対して『(元マネジャーが)過去在籍していた事実については把握しておりますが、ご質問頂いたような行動については一切把握しておりません』と回答しているようだが、事の重大性に気づいていないのではないか。現在進行形の問題があるかもしれないわけで、これまでかばっていたテレビ局やスポンサーも、より厳しい態度で接することになりかねない」(同・ジャーナリスト)


A氏の告白は、本当の意味での「帝国崩壊」につながる〝トドメの一撃〟になるかもしれない。