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JRA重賞『エプソムカップ』(GⅢ)「週刊実話」競馬班 超本気データ攻略

ジャスティンカフェ
ジャスティンカフェ 

過去10年で見ると、2020年に18頭立て最低人気のトーラスジェミニが3着に逃げ粘って、3連単421万馬券という特大ホームランが飛び出しているが、10万円オーバーの配当や2桁人気馬の好走は、その1回だけ。ただ、1〜6番人気までが複勝率30〜50%となっており、大穴の激走よりは、人気どころを含めた組み合わせの妙で、そこそこの配当となるパターンが多い。また、雨が多くなる時期でもあり、過去10年で良馬場は6回、稍重〜不良が4回と、馬場が渋りがち。良馬場だと枠順による極端な偏りは見られないが、稍重以上の道悪の場合は1〜2枠が【0・1・0・11】と苦戦している点は注意しておきたい(以下のデータは、特に断りのない限り過去10年の集計)。

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《馬齢・性別》
馬齢別の成績&複勝率と、おもな出走予定馬は以下の通り。4歳(カワキタレブリー、ショウナンマグマ、ヤマニンサルバム、ルージュエヴァイユ)は【6・5・4・21】で、41.7%。5歳(ジャスティンカフェ、フィアスプライド、ヤマニンサンパ、レインフロムヘヴン)は【3・2・2・35】で16.7%。6歳(エアファンディタ、エアロロノア、ガロアクリーク、ココロノトウダイ、レクセランス)は【1・3・3・30】で18.9%。7歳以上(トーラスジェミニ、ピースワンパラディ)は【0・0・1・41】で2.4%。性別では、牡セン馬が【9・9・10・118】で19.2%、牝馬は【1・1・0・9】で18.2%。なお、牝馬の馬券圏内2頭はいずれも4歳。

《前走別》
前走のクラス別で、最も好成績なのがGⅡで【3・2・2・14】、複勝率は33.3%。特に2000メートル以下からの臨戦馬が着順に関係なく【3・2・2・9】で43.9%。マイラーズCからのエアロロノアにとっては有利なデータだ。また、3勝クラスからも【1・0・2・8】で27.3%。こちらは1800メートル以上から臨んだ馬が【1・0・2・5】で37.5%とさらに期待度アップ。これに該当するのは前走が府中S(2000メートル)のレインフロムヘヴン。他は、OP特別(リステッド含む)からが【4・4・1・63】で12.5%、GⅢが【1・3・5・33】で21.4%、GⅠが【1・0・0・8】で11.1%。

《持ちタイム》
持ちタイムトップは1分44秒2のジャスティンカフェ。以下、1分44秒9のエアファンディタ、1分45秒3のヤマニンサンパ、1分45秒6のルージュエヴァイユ、1分45秒7のエアロロノア、1分45秒9のトーラスジェミニ、1分46秒1のフィアスプライド、1分46秒5のガロアクリークと続く。ちなみに、過去10年で良馬場だった6回の平均勝ちタイムは1分45秒8で、最速は21年のザダルが記録した1分45秒1。

馬券は印6頭の3連複ボックスで勝負!

◎はジャスティンカフェ。登録のあった安田記念は賞金不足で出走が叶わず、こちらに目標を切り替えてきた。昨年のこのレースは道悪もあって4着。リベンジを狙う。○レインフロムヘヴン。3勝クラスを好タイムで突破しており、勢いならこの馬。東京実績も豊富だ。好相性のレーン騎手が引き続き騎乗するのも心強い。▲はヤマニンサルバム。3走前の白富士Sはサリエラ、ドーブネに続く3着。前走の新潟大賞典は不良馬場に泣かされたが、馬場さえ良ければ巻き返し必至。△はこの距離3勝のルージュエヴァイユ、好走率が高い前走GⅡ組のエアロロノア、近走好調なエアファンディタ。馬券は、印各馬の3連複ボックス(20点)で勝負!

《結論》
◎ジャスティンカフェ
○レインフロムヘヴン
▲ヤマニンサルバム
△ルージュエヴァイユ
△エアロロノア
△エアファンディタ

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