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香川照之VS市川團十郎が勃発!? 猿之助騒動の裏で「5代目の後見人」めぐり火花か

市川中車(香川照之)、市川團十郎
市川中車(香川照之)、市川團十郎(C)週刊実話Web 

歌舞伎俳優・市川猿之助の出演映画『緊急取調室THE FINA』が、公開延期されることが東宝から発表された。

「猿之助は同映画に内閣総理大臣役で出演しています。キャッチフレーズも『最後の敵は、内閣総理大臣』と銘打ち、ある意味、主演の天海祐希を喰ってしまうようなポジションだったんです」(芸能プロ関係者)

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しかし、6月16日の公開を前に、猿之助は一家心中を引き起こしてしまった。

「5月18日に猿之助は自宅で倒れ、両親の死亡が確認された。今後の争点は、猿之助は罪に問われるのかです。すでに捜査一課が乗り出しているため、立件は間近と見るべきでしょう。警視庁は猿之助が一家心中を主導したとして、同意殺人罪の適用を視野に入れているようです」(事情通)

その結果次第では、『緊急取調室―』がお蔵入りする可能性もあるという。

「お蔵入りとなれば当然、猿之助に対し、違約金が発生します。東宝は澤瀉屋や歌舞伎を仕切る松竹にも請求するかもしれません。金額にしたら10億円は軽く超えると思われます。すでに猿之助の出演シーンに代役を立てて撮り直す案も出ているそうですが、それでも大損失になることは間違いない」(映画関係者)

5代目猿之助の行方は…

そんな騒動を傍目に、水面下で揉めているのが、市川中車(香川照之)と市川團十郎の2人だ。現在、澤瀉屋は香川の長男である市川團子が弱冠19歳ながら、5代目猿之助の名跡を引き継ぐ可能性が浮上している。ところが、團子の後見人をめぐって香川と團十郎が火花を散らしているという。

「後見人は、そのまま澤瀉屋を引き継ぐことになる。うまく運営させれば数百億円のお金が動きます。懸念されている猿之助の負債ですが、法的根拠も実例もないため、すべてを澤瀉屋や5代目猿之助が肩代わりすることは不可能だとみられています。團十郎は、香川の銀座ホステスに対するセクハラ騒動を持ち出し、後見人はNGだと声高に叫んでいる。團子の團は、團十郎からもらった一字ですからね」(前出・事情通)

もちろん香川も、このまま引き下がるわけがない。〝脛に傷持つ〟2人の今後の動向に注目したい。

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