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霜降り・粗品「アイフル」CM出演で消費者金融業界がザワつく理由

 

霜降り明星/粗品
霜降り明星/粗品 (C)週刊実話Web

消費者金融のアイフルが、6月5日に新テレビCMを公開。お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が「凜とした女将」を演じ、大きな話題になっている。

公開されたCMでは、お笑い芸人・今野浩喜が演じる料理人が久しぶりに料亭に帰り、「女将さん失礼します。久しぶりにこの料亭に戻ってきました」とあいさつすると、女将役の粗品が「今野、そこに愛はあるんか」と振り返る。今野が「うわーーー!」と大声を上げ、ベッドから飛び起きると夢だったというオチだ。

粗品を起用したアイフルは「皆さん、新CMはご覧いただけておりますでしょうか。競合他社さんの中で少しざわつきが起きていると聞いております」とツイート。粗品は自身のツイッターで「お金貸してぇ」とすかさずリプしている。

「レイクALSA」CMに出演中の大悟も“吉本の借金王”

大のギャンブル好きとして知られる粗品は、所属する吉本興業に多額の借金があることを、オリエンタルラジオの中田敦彦に暴露されたばかり。消費者金融のCMにはうってつけの人材だ。

粗品も自身のYouTubeチャンネルで、こう豪語する。

「すごいことなりましたね。いま、消費者金融のCMに出てるタレント、消費者金融なくても生きていけるやつばっかりやもんな。俺が1番説得力あんねん、ハッキリ言って。お客様に寄り添えますから」

とはいえ、アイフルは〝得意先〟ではなかったとも明かしていた。

「正直、昔は他社の消費者金融にお世話になってたんですよね。アイフルは最後の砦として使わせてもらったんですよ。1社目、2社目、3社目、果てしなく借りて、最後はどこからも借りられなくなって『もうやばい、ほんまに生活できへん』ってなって、アイフルに駆け込んだら、アイフルだけなぜか1万2000円貸してくれた」

2018年から、大地真央と今野浩喜を起用し、「そこに愛はあるんか?」のフレーズで人気になったアイフルのCM。それまでの消費者金融のCMは、爽やかな女性タレントなどを出演させるパターンが定番だったが、大地と今野のコンビが好評だったため、さらにもう一歩踏み込んだ印象だ。

芸能ライターが言う。

「どうしてもネガティブな印象を持たれがちな業界ですから、消費者金融のイメージからなるべく遠いキャラクターを使っていたのですが、今回は直球で〝借金芸人〟粗品を起用。アイフルが『競合他社さんの中で少しざわつきが起きている』と言っているのは、このためです。ただ、レイクALSAのテレビCMに出演している千鳥の大悟も、あれほど売れているのに、まだ吉本興業にかなりの借金があるとされていますからね。これからはリアルに借金を抱えているタレントがCMに起用されるケースも増えそうです」

調子に乗った粗品の借金が、またまた増えるかもしれない。

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