横浜流星 (C)週刊実話Web
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横浜流星の大河ドラマ主演発表をNHKが後悔? 局内で「早まった」と言われる理由

俳優の横浜流星が主演を務めた映画『ヴィレッジ』が、6月9日から開催される『第25回上海国際映画祭』の「NIPPON EXPRESS部門」に出品され、中国・上海でインターナショナルプレミアが行われる。


同作は、ゴミの最終処分場がそびえ立つ集落を舞台としたサスペンス。村で希望のない日々を送る片山優を主人公に、現代の日本社会が抱える闇をあぶり出す問題作だ。監督は『新聞記者』や『ヤクザと家族 The Family』のヒット作で知られる藤井道人氏。横浜は、「キャストスタッフ一丸となり創り上げた、渾身の作品である映画『ヴィレッジ』が出品され、海外の方々に届けられることをうれしく思います」などとコメントを寄せている。


【関連】“芸能界ケンカ最強列伝”現在のトップは「空手世界一」の横浜流星か? ほか「横浜は役作りを重ね、以前よりも精悍なビジュアルになっています。海外では評価され、何らかの賞をもらう可能性がありますが、国内での興行収入は2億円にも届かなかった」(映画業界関係者)

「早くも制作の士気が落ちている」

集客力がないことを露呈してしまった横浜を2025年に放送される大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~』の主役に起用したNHKでは混乱が生じているという。

「NHKが期待していた嵐・松本潤主演の大河ドラマ『どうする家康』でさえ、視聴率不振にあえいでいますからね。受信料を制作費に回しているため、『視聴率は気にしない』と言われるNHKですが、映画の惨敗ぶりを見て、横浜の大河主演を発表したことを後悔。『早まった』『他の役者にすればよかった』などの声が局内で上がり始め、早くも制作サイドの士気が落ちているそうです」(民放関係者)


しかも、横浜が演じる主人公「蔦屋重三郎」の知名度も低い。


「蔦屋重三郎は江戸時代の版元で、浮世絵師の喜多川歌麿や東洲斎写楽、葛飾北斎らを世に出したことで知られる〝江戸のメディア王〟。レンタルビデオ店や大型書店を展開するTSUTAYAの社名は、蔦屋重三郎にあやかったものだと言われています。しかし、ただでさえ戦国時代作品以外は厳しいとされる大河ドラマで、主演の人気にも疑問符がつく状況では、NHKも不安しかないでしょう」(同・関係者)


横浜は、大河ドラマ出演について「一つの目標だった」とした上で、「役と共に人間として成長できるだろう。自分にとって挑戦です」と意気込んでいるようだが、これでコケたら俳優人生〝最後のキャリア〟になるかもしれない。