小池百合子 (C)週刊実話Web
小池百合子 (C)週刊実話Web

小池都知事ついに国政復帰!? 公明と確執浮き彫りの自民と“共闘”も視野か

小池百合子東京都知事が特別顧問を務める地域政党『都民ファーストの会』(都ファ)が5月22日、次の衆院選に候補者を擁立すると正式に表明し、既存政党間に警戒感が広がっている。


2017年に小池都知事の肝いりで創設された都ファは、都議会や都内の区市町村で多数の議員を当選させてきた。国政では17年、都ファと民進党を母体に『希望の党』を結成。国政にチャレンジしたが、小池都知事の「(一部民進党議員を)排除する」発言で失速し惨敗に終わった。現在、都ファに限って言えば、国会議員は1人もいない。


【関連】小池百合子都知事&高市早苗のダブル女帝を「日本維新の会」が引き抜き工作!? ほか「都ファが改めて国政に打って出る話は、今年に入ってから各方面から頻繁に聞こえてきた。今回の統一地方選で、都ファは都内の議員選に61人の候補を擁立し、45人の当選を果たした。底力を見せつけた格好で小池都知事の応援にも、かなり熱が入っていた。そのため『小池都知事が国政に鞍替えする足場固めでは』という噂がチラホラ出ていた」(テレビ局都政担当記者)

自ら出馬するのでは…

統一地方選の結果を受け、22日の森村隆行代表の国政進出発言につながったわけだ。都ファがどの程度の候補者をどの選挙区に擁立するかは、6月にも具体化させるという。

「東京を中心に全国で候補者を擁立する情報が入っている。その人数は100人規模になるようだ。もちろん、小池氏も都知事を辞め自ら先頭に立って都内から出馬する予定」(自民党幹部)


東京都でいえば、野党第1党を目指す日本維新の会も勢力を拡大させている。そして、次期衆院選での東京28区をめぐる候補者擁立で、自民党VS公明党の確執が浮き彫りになった。


「公明党は次の東京の衆院全小選挙区で自民党候補に推薦を出さない、また公明党候補への自民党の推薦もいらない方針を伝え、連立解消も辞さない構えだ。〝機を見るに敏〟な小池都知事は、ここに目を付けているはず。東京は小池都知事の勢力圏で、いわば牙城。自民党との共闘を視野に入れての国政復帰を目論んでいる」(政界消息筋)


いよいよ小池ジャンヌ・ダルク出陣。