ジャニーズ事務所を巡る一連の性加害報道によって、トバッチリを受けているのが木村拓哉と『嵐』松本潤の2人だという。
木村は4月期の月9ドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)、松潤はNHK大河ドラマ『どうする家康』で主役を務めているが、視聴率が振るわない。
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「〝教場〟の初回の世帯視聴率は12.1%、個人視聴率7.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)と好スタートを切ったが、回を重ねるごとに右肩下がりを続け、第3話でついに世帯9.8%のシングルを記録。直近の第7話(5月22日)では世帯8.9%と8%台まで落ちた。木村が主演するドラマでシングルというのは前代未聞の一大事です」(芸能関係者)
もう1人、頭を抱えているのが松潤だ。
「『どうする家康』の平均世帯視聴率が10%前後と、なかなか数字が伸びません。昨年、放送された『鎌倉殿の13人』は12~13%台をキープしていた。非常に厳しい状態に追い込まれていることが分かる」(同)
またしても性加害が関わる…
この2つのドラマが不調な理由について、民放キー局のドラマプロデューサーは次のように解説する。
「キムタクも松潤もジャニーズを代表する俳優です。しかし今、世間を騒がせている性加害報道で事務所のイメージはかなりマイナスになっている。2人が主演するドラマを視聴するだけで、ジャニーズ事務所が真相解明に着手しない性加害を容認してしまう可能性があるわけです。視聴者もこの矛盾に気付き、結果、ドラマ離れを加速させているんです」(芸能プロ関係者)
ちなみに、大手広告代理店シンクタンクが損失を計算したところ…。
「CMなど本来、得られたであろう年収が木村で10億円余り、松潤で5億円余りの減収になったとの数字が出てきた。もちろん性加害報道がなかったら、こんな結果にはならなかったでしょうね」(放送作家)
性加害問題の根は、かなり深いようだ。
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