〝ジャニーズの長男〟東山紀之がMCを務める5月21日放送の『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で、創業者のジャニー喜多川氏(2019年、87歳で死去)による元所属タレントへの性加害問題について初めて口にした。
東山は心痛な面持ちで被害者らの告発を真摯に受け止めるとし、再発防止策について「そもそも、ジャニーズという名前を存続させるべきなのかを含め、外部の方とともにすべてを新しくし、透明性を持って、この問題に取り組んでいかなければならない」と語った。
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「東山の発言の2日前には、2年前に退所した〝ジャニーズの元長男〟近藤真彦が、藤島ジュリー景子社長の性加害公式見解について『ウソはダメだなって。知ってた、知らなかったじゃなくて、もう知っているでしょ』と苦言を呈していた。結果、東山の発言は火に油を注ぐ格好となった。ジャニーズの社名変更だけでは済まされない。最悪、解散に追い込まれますよ」
と指摘するのは、日本音楽事業者協会に加盟する芸能プロ役員。
「通称・音事協は芸能事業者の団体ですが、ジャニーズ事務所は加盟していない。もし、ジャニーズが解散したらジャニタレ争奪戦が繰り広げられますよ。稼ぎ頭の『嵐』の復活は、リーダー・大野智にその気がないから実現は難しい。でも、櫻井翔、二宮和也、松本潤、相葉雅紀は俳優として自立しています。木村拓哉、『TOKIO』メンバー、岡田准一らも移籍先に困ることはない。また、レコード会社がエイベックス系の『Kis-My-Ft2』と『Snow Man』は、マネジメント部門を持つ同社が引き受ければいい。問題はデビュー前のジャニーズJr.らです。ある大手プロのオーナーは〝『AKB48』方式が最適〟と話していますよ」(同)
バラバラ所属でも心配なし!?
2005年12月に「会いに行けるアイドル」として誕生した『AKB48』のメンバーは、所属事務所がバラバラだ。
「元メンバーを含めると、太田プロダクションは大島優子、指原莉乃、入山杏奈、横山由依。プロダクション尾木系列には小嶋陽菜、峯岸みなみ、高橋みなみ、本田仁美。その他、ホリプロ・板野友美やワタナベエンターテインメント・柏木由紀など、AKBグループのメンバーは、いくつもの芸能事務所に分散して所属しています。ジャニーズJr.もAKB48方式なら路頭に迷うことはないでしょう」(芸能ライター)
もっとも、昨年10月末に退社した元副社長の滝沢秀明氏が、今年3月に立ち上げた新会社で、Jr.らのプロデュースをまとめて引き受けるという情報もある。
芸能界は魑魅魍魎。解散ならジャニーズが草刈り場と化しそうだ。
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