中居正広 (C)週刊実話Web 
中居正広 (C)週刊実話Web 

中居正広が「ジャニーズ問題」にコメントできない“複雑な理由”

闘病から復帰し、ようやく仕事を軌道に戻した中居正広が、再び窮地に立たされている。


「ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏の〝性加害疑惑〟が、収まりがつかなくなってしまい、ニュース番組『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)のMCを務める中居にも何らかの〝リアクション〟が求められているのです」(スポーツ紙記者)


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ジャニーズ所属のタレントたちは、盛んに〝キャスターごっこ〟をしている。ところが、『news zero』(日本テレビ系)に出演する嵐・櫻井翔はジャニー氏の問題を報じる際に、フリーの有働由美子アナにコメントを任せ、自分はフレームアウトしたことで「逃げた」と批判が殺到。「キャスターを名乗るな」とネットで拒否反応が起こっているのだ。


「藤島ジュリー景子社長が顔出しで謝罪動画を公開したのが日曜日(5月14日)の夜だったため、翌15日の『news zero』でジャニー氏の問題を取り上げざるを得なくなったが、〝番組で話し合った結果〟として有働アナが1人でコメント。櫻井に批判が集中したため、21日に放送された『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)では、ジャニーズの〝長男〟と呼ばれる東山紀之が創業者の問題に言及し、『後輩たちには(コメントするのを)待ってもらった』とフォローしたほどでした」(前出・スポーツ紙記者)

男闘呼組の“擁護発言”

中居はすでに退所しているが、マネジャーをジャニーズから派遣してもらうなど、〝業務提携〟のような間柄にある。これまでは「古巣のことにはコメントしない」という立場をとれたが…。

「東山がコメントを出す直前に、〝元長男〟の近藤真彦が、藤島ジュリー社長も『(問題を)知っているでしょ』と発言。これで、ジャニーズを退所したOBたちもコメントをスルーしにくい状況になった。むしろ、現役の所属タレントより話しやすい立場と認知され、中居の動向に注目が集まってしまったのです」(芸能ライター)


そんな中、全国ツアー中の『男闘呼組』が5月25日に名古屋でライブを開催。メンバーの高橋和也がジャニーズを擁護するコメントを出したのである。


「今ジャニーズ事務所が大変なことになっているが、俺たちは昔ジャニーズだったことに誇りを持っている。俺たちの名前『男闘呼組』をくれたのもジャニーズ。いろいろなことを言う人たちがいるけど、それで傷ついている人間もいる。俺たちはこれからもジャニーズを応援するし、皆にも応援してほしい」


実は、この会場には中居が激励に訪れており、アンコールでは男闘呼組がSMAPのヒット曲『夜空ノムコウ』を披露。中居も呼び込まれ、ステージに立って「どうもこんばんは。男闘呼組の広報を担当しています中居です」とジョークを飛ばし、会場を盛り上げていたのだ。


「高橋和也のコメントで、同じ場にいた中居も〝ジャニーズ擁護派〟の印象がついてしまった。中居は、ジャニー氏への感謝はあるが、藤島ジュリー社長とは距離をとっている。もともと創業者の問題にはコメントしにくいはずだが、この男闘呼組の一件で、さらに微妙な立場に追い込まれたわけです」(前出・芸能ライター)


結局、27日に放送された『キャスターな会』でもジャニーズ問題はスルー。28日の『シューイチ』(日本テレビ系)でKAT-TUNの中丸雄一も自社の騒動に触れ、「前進の1歩かなと思います」とコメントしたため、番組名でも「キャスター」を名乗っていながら大きな社会問題に斬り込めない中居にも批判の声が高まりつつあるのだ。


どうする中居。