ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏の〝性加害疑惑〟は、これまでに多数の元所属タレントが被害を告白しているが、いずれもCDデビューしていない元ジャニーズJr.たちだった。
「このため、一部の熱狂的なジャニーズファンたちは、『デビューできなかった腹いせでウソをついている』などと批判する事態になっていました」(スポーツ紙記者)
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ところが、発売中の『週刊文春』で、ついに紅白まで出場した〝デビュー組〟が被害を訴えたのである。
「1990年8月にデビューした6人組グループ『忍者』の元メンバー・志賀泰伸氏です。同氏は『30回から40回くらいは性的虐待があった』と告白。芸能界を離れた今でもフラッシュバックして心療内科に行くことがあると明かしているのです」(同・記者)
忍者は、美空ひばりの『お祭りマンボ』をリメイクした『お祭り忍者』でデビュー。4カ月後には紅白初出場を果たした当時の人気グループだ。これで、一部のジャニヲタが主張する〝腹いせ陰謀説〟は崩れた。
ガーシー容疑者の“代役”
志賀氏が告白を決意したきっかけは、藤島ジュリー景子社長が所属タレントに対する性的虐待があったかどうかを「知りませんでした」と言い切ったからだという。
「志賀氏は、藤島ジュリー社長の言い逃れに『ウソつけ!と思ったんです。知ってたでしょ?って』と文春に語っています。かつて事務所の〝長男〟と呼ばれた近藤真彦も同じことを言っている。わざわざ顔出しまでして謝罪した動画でもウソをついていたとなると、社長の辞任だけでは済まなくなる。いよいよ崖っぷちという印象です」(芸能関係者)
今後も〝デビュー組〟が口を開くとすれば、誰がこの問題を語ることができるのか。この関係者は、元光GENJIの大沢樹生しかいないと断言する。
「大沢は政治の世界を目指し、東京・北区の区長選挙への出馬を表明していたほどですからね。結局、出馬は取りやめましたが、今なら『ジャニーズ問題』と芸能界の浄化を公約に、国政に挑戦しても当選する可能性が高い。岸田文雄首相のバカ息子問題と、公明党との関係悪化で近々に解散総選挙に突入するかどうかは微妙ですが、ジャニーズショックはまだまだ尾を引きそうですから、大沢には追い風が吹き続けるでしょう」(同・関係者)
ガーシー容疑者が果たせなかった役割を、大沢が担うことになるかもしれない。
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