ジャニーズ事務所T副社長の強面ぶりが、また1つ明らかになった。昨年末で『少年隊』が事実上消滅したが、錦織一清、植草克秀の2人が辞めたのはT副社長の〝肩たたき〟だったというのは、業界の見方だ。
「事務所の『50歳定年制』、さらにジャニーズJr.の『22歳定年制』を決めたのもT副社長だといいます。年長者はもちろん、若くても将来性のない者はクビという発想です。芸能界は実力の世界ですからしょうがないにしても、〝T副社長恐怖政治〟が加速しているようにも見えますね」(ジャニーズライター)
そんな折の1月、一部週刊誌が元『MADE』のメンバー・稲葉光の話を中心に、「T副社長に気に入られなければ売れない」という記事を掲載。波紋を呼んでいる。T副社長は、ジャニーズ事務所の完全子会社で、主にジャニーズJr.のプロデュースを行うジャニーズアイランドの社長を兼任している。
「タレント部門の責任者はT副社長ですし、彼の〝ジャニーズ愛〟はハンパではない。不倫がバレて活動自粛中の近藤真彦も切りたいのだとか。彼のメガネにかなわなければ売ってもらえないのは、ある意味当然でしょう」(同・ライター)
同誌記事は『A.B.C-Z』の河合郁人、『Snow Man』の深澤辰哉、『Kis-My-Ft2』の北山宏光らがT副社長のお気に入りで〝絶賛売り出し中〟などと記している。
『A.B.C-Z』河合郁人の異様なヒイキぶり…
「やはりT副社長になって一番厚遇されているのは河合でしょう。『A.B.C-Z』は河合を残して解散説もある。河合は昨年から急に売れだし、東山紀之のドラマ『刑事7人』(テレビ朝日系)にも出るほど。ヒイキぶりが分かります」(女性誌記者)
今、河合は昼の情報番組で視聴率1、2位を争う『ゴゴスマ』(CBC、TBS系)に金曜日コメンテーターとして出演中。同番組には、昨年4月から登場している。
「CBCは名古屋の放送局ですが、河合は名古屋に縁もゆかりもない。過去にCBCの番組に出ていたこともないんです。視聴率のいい番組なので〝ゴリ押し〟したのでしょう」(同・記者)
その上、河合の出番は違和感ありまくり。
「週刊誌にはお笑い上手と書かれていますが、全然コメントが面白くない。トークの勉強もしていないのか、一言二言で終わり。正直、オーラもないし、局も仕方なく使っている感じ。稲葉の恨み節も分かる気がします」(前出のジャニーズライター)
誰が売れるかではなく〝誰を売るか〟なのだろう。
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