混戦模様だった皐月賞を、強烈な勝ちっぷりで射止めたソールオリエンスが一歩抜け出した感もある今年の3歳牡馬クラシック戦線。過去10年、皐月賞馬がダービーで1番人気になったケースは6回あり、【2・2・1・1】という結果となっている。2冠達成は容易ではないものの、6頭中5頭が3着以内には入っており、馬券の軸としては信頼してよさそう(以下のデータは、特に断りのない限り過去10年の集計)。
《前走別》
前走のレース別成績と複勝率は以下の通り。皐月賞(1着ソールオリエンス、2着タスティエーラ、3着ファントムシーフ、4着メタルスピード、5着ショウナンバシット、6着シャザーン、7着トップナイフ、9着フリームファクシ、10着ベラジオオペラ、11着グリューネグリーン、17着ホウオウビスケッツ)からは【7・9・6・69】で24.2%。過去10年のうちの9回で2頭以上馬券に絡んでおり、まさに王道。
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なお、1〜3着からは【4・8・3・14】で51.7%、3〜8着からは【4・3・4・30】で26.8%、9着以下は【0・0・0・30】。他では、青葉賞(1着スキルヴィング、2着ハーツコンチェルト)からが【0・0・3・20】で13.0%、プリンシパルS(1着パクスオトマニカ、7着トーセントラム)が【0・0・1・8】で11.1%。京都新聞杯(1着サトノグランツ)が【2・1・0・19】で13.6%、毎日杯(1着シーズンリッチ、2着ノッキングポイント)が【1・0・0・5】で16.7%。
《上がり持ちタイム》
芝2000メートル以上で記録した各馬の上がり最速タイムの上位はこちら。トップは33秒1のシャザーンで、以下33秒2のスキルヴィング、33秒3のサトノグランツ、33秒5のファントムシーフ、33秒6のフリームファクシ、パクスオトマニカ、ショウナンバシット、33秒9のハーツコンチェルト、グリューネグリーン、34秒3のシーズンリッチ、ホウオウビスケッツと続く。
《厩舎》
おもな厩舎の成績は、友道厩舎(サトノグランツ、シャザーン)が【3・0・0・6】、堀厩舎(タスティエーラ)が【1・1・1・4】、木村哲厩舎(スキルヴィング)が【0・1・0・3】、須貝厩舎(ショウナンバシット、フリームファクシ)の【0・0・1・5】、ソールオリエンスの手塚厩舎は【0・0・0・2】。
《騎手》
おもな騎手の成績は、武豊騎手(ファントムシーフ)が【2・0・0・8】、ルメール騎手(スキルヴィング)が【1・2・1・3】、M・デムーロ(ショウナンバシット)騎手が【1・0・1・8】、戸崎騎手(シーズンリッチ)が【0・2・0・5】、川田騎手(サトノグランツ)が【0・2・0・6】、横山武史騎手(ソールオリエンス)が【0・1・0・2】、レーン騎手(タスティエーラ)が【0・1・0・2】、田辺騎手(パクスオトマニカ)が【0・0・1・6】。
馬券は◎を軸にした3連複で勝負!
◎はソールオリエンス。皐月賞は、前半58秒5のハイペースだったとはいえ、1頭だけ後方から別次元の末脚を披露。無傷での2冠達成の可能性も十分だ。○はスキルヴィング。時計、勝ちっぷりとも上々だった青葉賞。このコースは2戦2勝なのも魅力。▲はシャザーン。皐月賞は道悪で切れ味を削がれながらも6着と善戦。良馬場で瞬発力を活かせる展開になれば直線強襲がある。△は皐月賞2着のタスティエーラ、3着のファントムシーフ、京都新聞杯勝ちのサトノグランツを。馬券は◎を軸にして、印各馬に流す3連複(10点)で勝負!
《結論》
◎ソールオリエンス
○スキルヴィング
▲シャザーン
△タスティエーラ
△ファントムシーフ
△サトノグランツ
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