(画像)Conor P. Fitzgerald/Shutterstock
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エンゼルス大谷の同僚に新スター選手登場!“一本足打法”の新人ザック・ネトに注目

エンゼルスに大谷翔平以外の「希望」が生まれた?


「打率はまだ2割3分台ですが、彼が打席に立つとスタンドのファンも盛り上がるんですよ。打ち方が少し変わっているので」(現地メディア記者)


その〝新スター候補〟とは、ショートの定位置をつかんだ新人内野手のザック・ネトのこと。昨年7月の米ドラフト会議でエンゼルスに1位指名され(全体13位)、当時から「大谷に次ぐ二刀流」として話題を集めていた選手なのだ。


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「キャンベル大時代は93マイル(約150キロ)の直球をガンガン投げ、打撃ではプロ入り直前の大学3年目で打率4割7厘、15本塁打を記録しています」(同)


1位指名でもマイナー生活を経てメジャーデビューする選手が少なくないが、ネトの育成期間はドラフト後の22年シーズン後半のみ。今春のキャンプから主力組に合流したため、ファンたちは「もしや?」と期待を寄せていたという。また、人気の秘密が打撃フォームにあることはすでに触れたが、実はそのスタイルはメジャーではほとんど見かけなくなった「一本足打法」なのだそう。

独自の“一本足打法”

「球速のアップ、エグい角度で曲がる変化球が主体となり、ほとんどの選手がすり足打法になりました。右打ちのネトは左足を高く上げてタイミングを計っていますが、ファンは『よくあんなフォームで打てる』と、首を傾げています」(米国在住ライター)

大学時代、投手兼主軸バッターとして活躍するたびに「大谷が目標か?」と質問されてきたネトは、エンゼルスに1位指名され、「運命を感じた」とコメント。だが「憧れは(元ヤンキースの)ジーター。だから、二刀流はやらない」とも言い切ったほどだった。


ちなみに「一本足打法」といえば、アメリカでも王貞治氏が有名。そのため、ネトの一本足はフラミンゴ打法とは異なるものの「NPBの影響?」なる質問も受けるようになったという。


前出のライターは「シーズン中盤になれば、打撃成績はもっと良くなるはず」と予想するが、ネトが覚醒したら大谷と並びメジャー版「ON」の誕生かも。