(画像)Snezhana_G/Shutterstock
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山川穂高「不起訴」なら巨人入り!? ネックは“中絶トラブル”坂本勇人の存在か

WBCでも活躍したプロ野球・埼玉西武ライオンズの山川穂高(31)が、5月23日の朝に書類送検された。


昨年11月に東京都内のホテルで知人女性(当時20代)にわいせつな行為をした強制性交等の疑いだ。


「被害者は性交を強制された際に下半身から出血したとされていますが、この事件をスクープした『文春オンライン』の記者の直撃取材に対し、山川は『合意があった』と完全否定。一時は逮捕の可能性もささやかれていたほどです」(スポーツ紙記者)


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警視庁は東京地検に対し、起訴を求める「厳重処分」ではなく、判断を地検に委ねる「相当処分」の意見を付けたという。


「これは、被害女性と示談になる可能性もあるからだと思われます。今のところ難航しているようですが、急転直下、示談が成立すれば不起訴になるかもしれません」(同・記者)


すでに一軍登録は抹消されているが、起訴となれば「解雇」は免れないだろう。不起訴になったとしても、事件が事件だけに現役続行が危ぶまれる事態といえる。


「首の皮一枚で解雇を免れたとしても、西武に残るのは難しい。〝家族思いでファンにも優しい〟というイメージを西武ファンから持たれている選手ですからね。いずれにせよ、今季限りで西武は退団となるのが濃厚です」(スポーツライター)

坂本勇人がネック

そうなると気になるのが、不起訴になった場合の〝受け入れ先〟だ。

「山川は、来季FA権を行使してソフトバンクに移籍するとみられていたが、今回のことで白紙になっているはず。そもそも今季プレーができなければFA権行使の条件が満たせず、動けなくなる」(同・ライター)


トレードの可能性もあるが、やはり事件がネックとなり、手を挙げる球団はなさそうだが…。


「そうとも言い切れません。巨人なら可能性がある。2021年8月に、チームメイトに暴力行為を行った中田翔を日本ハムから無償トレードで獲得した〝実績〟もありますからね。通算218本塁打、現役9年間で3度のホームラン王に輝き、18年にはパ・リーグのMVPも受賞した山川は喉から手が出るほど獲得したい選手のはずです」(同・ライター)


しかし、巨人にもネックがあるという。


「坂本勇人の存在です。『けつあな確定』のパワーワードで中絶トラブルが報じられた坂本を、巨人はいまだに抱えていますからね。これで山川も拾ったとなれば、巨人は〝女性ファンの敵〟と見なされる。なかなか現実的には難しい」(同・ライター)


不起訴になったとしても、国内での復帰は難しそうな山川。台湾球界やアメリカの独立リーグあたりしか、プレーできる環境は残されていないのかもしれない。