春野恵(C)週刊実話Web 
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グラビアアイドル、女優・春野恵/イメージDVD“卒業”余儀なくされた持病とは

2006年、18歳で某アクション映画にゾンビ役で応募。しかし、体型が「豊満すぎる」という理由で落選。しかし、そのときのキャスティングプロデューサーに声をかけられ、2008年に銀幕デビューを果たした春野恵。作品のタイトルは『口裂け女2』。春野は女学生の役だった。


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翌年からはG級爆豊満を生かしてセクシーDVDにも挑戦し、昨年までは驚異のハイペースで37本をリリースしてきた。ところが今、彼女は持病が原因で艶ポーズが困難となり、セクシーDVDは〝卒業〟せざるを得ない状況なのだという。いったい何が起きたのか? 真相に迫った!


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――春野さんといえば、「着エロ以上AV未満」を売りに、豊満は見せるけどヘアは見せない、カラミはしない…というポリシーでやってこられた。なのに、セクシーDVDは昨年3月の『夢音』(竹書房)でリリースが止まっていますね?


春野 実は、股関節の病気が原因で、四つん這いとか股を開くようなポーズができにくくなってしまったんです。病名は臼蓋(きゅうがい)形成不全。股関節の作りが不完全で痛みを伴うため、長時間同じ姿勢を保てないんです。グラビアアイドルとしては致命的ですよね。動画ではない、写真集の撮影くらいならできるかな…という感じです。また、舞台に長く立っていることもつらいので、女優業も難しい状態。なので、いったんセクシーDVDは〝卒業〟ということになりました。


――ファンの方からも問い合わせが多いのでは?


春野 そうですね。「どうして新作が出ないの?」といったDMがたくさん来てています。個別に説明するよりも、こうしてインタビューに答えた方がいいと思い、今回登場させていただきました。


――露出の機会が減るのはファンにとっては残念。今はどんな活動をされているんでしょう。


春野 SNSでいえば、ツイッターやインスタグラムだけでなくYouTubeにも力を入れています。私が好きなことを喋り、ファンの方からのお便りを読んだりする『お気楽極楽ちゃんねる』というのと、ゲームの実況配信をする『はるのんゲームと音楽』という番組があります。ゲームで言えば、ロードモバイルというのを主にやっていて、これはチームに分かれて国王になることを目指す内容なのですが、私は1152という国の王様になったんですよ!


――それは…すごいことなんですね?


春野 まあまあすごいです(笑)。外交戦でもあるので、世界の方々と喋れるのがとても楽しいんです。

ピン芸人デビュー!?

――ネットの世界以外で、ファンの人の前に出ることは難しいのでしょうか?

春野 先ほども話したように、長い時間は舞台に立っていられないのですが、3分とか5分くらいなら大丈夫だと思い、お笑い芸人を始めたんです。ネタって3〜5分なので、私の足でも立っていられるかな、と。


――それは唐突ですね。


春野 去年の4月10日にピン芸人としてデビューしました。今はまだ地下芸人のようなものですが、ゆくゆくはテレビのネタ番組に出て、バラエティーでは食レポもやってみたいですね。


――芸名はなんと?


春野 女神インラーンと言います。


――完全にエロ寄りじゃないですか!? どんなネタをやっているんですか?


春野 眼鏡をかけて女性教師のような格好で官能小説に聞こえるけど、普通のことを喋っているとか、紙芝居を使ったエロ昔話ですね。今はまだエロいネタしかないんですけど、新宿とか中野など、都内の小劇場で地下芸人さんたちと一緒に頑張っています。


――ネタ作りはどんな風にしているんでしょう?


春野 主にお風呂の中で考えていますね。紙芝居の絵も自分で描いてるんですよ。


――『R-1グランプリ』とか『THE W』にも出演しようと考えている?


春野 そうですね。今年はなんとか、エントリーできる方向に持っていきたいと思っています。


――女優を目指していたのに、デビューの翌年にはグラビアアイドルをやることになるんですね?


春野 当時の事務所からは「女優だけでは名前が売れないから、グラビアアイドルもやりなさい」とは言われていたんです。どうしようかと迷っているときに、事務所の先輩がイメージDVDの沖縄撮影を飛ばしてしまい、「お前が代わりに行け。明日から沖縄だ」って。グラビアを撮るからにはダイエットをしたりムダ毛の処理などもしなければいけないのに、何も準備してない状態でポンと行かされたんです。


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――どんな現場でしたか?


春野 まず、マネジャーさんがついてこないんですよ。なので、カメラマンさんに言われるがまま脱がされ放題(笑)。初めての沖縄で気分も高揚しているから、わーっとなって手ブラまでやっちゃったんです。


――普通は徐々に脱いでいくものなのに。


春野 ですよね? でも、そのおかげなのか、当時の売れ行きランキングで3週連続1位だったんです。そこからどんどんオファーが来るようになりました。


――事務所としては、まんまと作戦が成功したわけですね。


春野 えっ、先輩が飛んだというのはウソだったんですかね!?


――あり得ない話ではないですよ。G級もある優良素材をなんとか売り出したかったんでしょう。


春野 当時は大学に通っていたんですが、一番の心配はバレないだろうか…だったんです。初出演から2年くらいは親にも言えなかったのですが、レンタルショップのDVDコーナーって18禁のところにあるじゃないですか。それを近所のおじさんが見つけてしまい、同級生にもバレて通報されちゃったんです。

迫真の演技が大好評

――芸名と本名は同じなんですか?

春野 違うんですけど、当時はナチュラルメークなので、この顔でこの豊満は私でしょってバレバレでした。


――(笑)それでも出演本数は37本を数えたわけですが、特に印象に残る作品はありますか?


春野 2014年に出した『野いちご』(竹書房)が、私の名前を一気に有名にしてくれたので、印象に残っています。


――露出がすごかったんですか?


春野 全然そんなことはありません。ただ、当時としては珍しい、吐息と喘ぎ声を入れたんです。それも、リアルにエッチな声ではなく、車の中の設定なんですけど、ものすごく暑い日で水を飲みたいのも我慢していたらハァ、ハァって過呼吸気味のいやらしい感じになっちゃって…。


――迫真の喘ぎ声に聞こえてしまったわけですね。


春野 関係者の話によると、喘ぎ声を入れたセクシーDVDは私が初めてだったらしいです。


――それはすごいですね!?


春野 やっぱり、女の子としてはかわいい感じに撮られたいわけで、依頼はあってもやらない人が多かったんでしょうね。私の場合は怪我の功名でそれが大ウケ。マネする作品が次々に発売されたらしいです。


――フルオープンになる=輪っかを出すという決意はどういう経緯で?


春野 あるDVDの撮影で、「水着よりものフルオープンの方がキレイだね」って言われたんです。その言葉の裏には「水着を着ると肉がはみ出るけれど、フルオープンだとボディーラインが自然だよ」という意味が込められてるんですよね。「くそぉ」と思いましたけど、仕方ないかぁってなりました(笑)。


――その豊満ですが、いつから大きくなったんでしょう?


春野 中学生のときからです。実は今も成長していて、本当は〝I級〟あるんです。事務所の人から「Gの方がウケがいいよ」と言われて、プロフィルもそのままにしています。これ、どこにも話してないので、スクープですよ(笑)。
◆はるのめぐみ 1988年6月26日生まれ。静岡県出身。 T156、B95・W58・H88。 デビューDVDは『この巨乳の子はいったいだれなんでしょうねぇ。』(リバプール)。アイドルユニット『夢幻レジーナ』の元メンバー。ツイッター@haruno_megumi