(画像)StoryTime Studio / shutterstock
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春ドラマ“ほぼ全て”爆死!視聴者の「ドラマ離れ」が加速した原因は…

民放各局の「4月期ドラマ」が折り返し地点をすぎ、明暗がハッキリとしてきた。


「スタート前から大注目されていた木村拓哉主演の『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)は、初回こそ世帯平均視聴率12.1%(ビデオリサーチ調べ・関東地区/以下同)を記録したものの、第3話からは早くも1桁台に下落。5月15日に放送された第6話では木村拓哉演じる風間公親の〝隻眼の秘密〟が明らかになったものの、8.3%とワーストを記録しています」(芸能ライター)


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『教場』は、頼みの綱の「TVer」の視聴者数もトップの座を明け渡し、爆死状態が続いている。


日本テレビ系の『Dr.チョコレート』も精彩を欠いている。こちらは坂口健太郎が主演し、初回の世帯平均視聴率は8.6%を記録。午後10時スタートのドラマとしてはまずまずだったが、13日に放送された第4話では5.9%まで急落。1月期に櫻井翔主演で放送され、〝今世紀最大の駄作〟と酷評された『大病院占拠』をも下回ってしまった。


「坂口は7月期にも日テレのドラマで主演することが決まっていますが、この数字を見てスタッフは今から戦々恐々としているのではないか」(同・ライター)

主演のキャリアにも影響

日テレは、朝ドラ女優の芳根京子を起用した『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)も大爆死。初回は世帯平均視聴率6.0%だったが、第4話では3.4%まで落ち込んだ。

「このままいけば、昨年4月期の橋本愛主演『家庭教師のトラコ』の全話平均5.8%を下回るのは確実。〝水10ドラマ枠〟過去最低視聴率を記録すれば、今後の芳根の女優人生にも暗い影を落としかねません」(同・ライター)


他にも、高畑充希と田中圭主演のドラマ『unknown』(テレビ朝日系)や、山田裕貴主演のドラマ『ペンディングトレイン-8時23分、明日君と』(TBS系)、髙橋海人と森本慎太郎主演のドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)なども苦戦が続いている。


「結局、安定して高視聴率をキープしているのは、福山雅治と大泉洋主演のドラマ『ラストマン−全盲の捜査官−』(TBS系)だけで、まさに一人勝ち状態です」(同・ライター)


近年は「有料動画配信サービス」の会員数を増やすため、各局がドラマ制作に力を入れているが、実態は〝粗製濫造〟で、結果的に視聴者の「ドラマ離れ」に拍車をかけていることに気づいた方がいい。