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木村拓哉『教場0』視聴率急落は“性加害報道”の影響?“ジャニーズ揃い”の今季は全敗か…

 

ジャニーズ事務所
ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web

ジャニーズ事務所所属の俳優・木村拓哉(50)が主演するフジテレビ系の月9ドラマ『風間公親―教場0―』の視聴率が、ついに8%台にまで落ち込んだ。

「ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏の〝性加害疑惑〟をめぐり、同社の藤島ジュリー景子社長が5月14日に謝罪動画を公開。その翌日に放送された第5話の平均世帯視聴率が8.3%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)だったんです。第3話から連続して1桁を記録していましたが、8%台は初ですからね。〝性加害疑惑〟報道が影響を与えた可能性もありますよ」(スポーツ紙記者)


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ジャニーズの影響力がどれほどのものかは、各局のドラマの出演者だけを見てもよく分かる。

月曜日は木村、火曜日はHey! Say! JUMP・山田涼介の『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)、水曜日はジャニーズの関連会社の社長も務める元V6・井ノ原快彦が主演の『特捜9』(テレビ朝日系)、木曜日はSexyZone・菊池風磨が出演する『隣の男はよく食べる』(テレビ東京系)、金曜日はなにわ男子・藤原丈一郎の『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(TBS系)、土曜日は関ジャニ∞・横山裕の『帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし』(テレビ朝日系)、日曜日はKing & Prince永瀬廉の『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)などなど。極め付きはNHK大河ドラマ『どうする家康』の松本潤だ。

国会に持ち込まれた「パンドラの箱」

「こうした〝ジャニドラ〟の視聴率が軒並み下がれば、スポンサーへの配慮もあり、今後はジャニーズタレントの起用に慎重になるはずです。当然、バラエティー番組などの視聴率も同様で、さすがの民放各局も手のひらを返し始めるかもしれませんね」(同・記者)

16日には、立憲民主党が「性被害・児童虐待ヒアリング」を国会内で開き、ジャニー氏から性被害を受けたと実名告白している元ジャニーズJr.で歌手の岡本カウアンと俳優でダンサーの橋田康が出席。法務省や子ども家庭庁など関係省庁の担当者も出席し、同党の山井和則衆院議員は、ジュリー社長にも同ヒアリングに出席してもらえるよう、今後要請していく考えを表明している。

もはや、開いてしまった「パンドラの箱」を閉めることは不可能に近い。民放各局が距離を取り始めたら、一気に帝国崩壊も現実になりそうだ。

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