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女性教師を刺殺した介護士の男を逮捕「復縁を断られたため殺した」残忍な犯行

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復縁話のもつれから、女性小学校教諭が殺害される事件が起きた。

5月6日、北海道警釧路警察署に殺人の疑いで逮捕されたのは、介護士の藤山功至容疑者(37)。調べによると同容疑者は、5月3日に釧路町で一人暮らしをしていた釧路市内の小学校教諭・小阪志保さん(39)のアパートを訪問。刃物で小阪さんを刺殺した疑いが持たれているのだ。


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「藤山は『以前交際していた小阪さんに復縁を迫ったが、断られたため殺した』と自供しているが、その犯行は残忍の極み。現場からは血のついた包丁が2本押収されており、被害者の体を十数カ所もメッタ刺しにし一部は骨まで達していた。犯行後、藤山は『人を刺した』と警察に通報し釧路市内の自宅で自殺を図ったが、この電話がもとで捜査員に発見されて病院に搬送され、一命を取りとめています」(社会部記者)

藤山容疑者の過去に逮捕歴も

死亡した小阪さんは、卒業生たちからも慕われる教諭だったという。かつて教え子だった20代女性はこう語る。

「当時は授業が楽しくて、それを励みに学校生活を過ごしていた。保護者や他の先生からの信頼も厚く、ニュースを見て『何で先生が?』とショックを受けた。一番大好きな先生だった」

また、かつて小阪さんが勤務していた小学校の校長は、「優秀な教諭で、子供たちから信頼され好かれていた。物ごとをはっきり言う人で、表裏のない女性だった」と、その人柄を惜しんだ。

もっとも、前出の記者によれば、事件が起きた要因には藤山容疑者の歪んだ性癖が色濃く影響している可能性が高いという。

「実は藤山は14年に知り合いの30代女性に睡眠薬入りのドリンクを飲ませ、ホテルで暴行した揚げ句、現金3万円を盗んで逮捕された経歴がある。その後も女性問題を起こし、職を転々としていたようなのです」

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