5月22日をもってジャニーズ事務所の人気グループ『King ＆ Prince』（以下、キンプリ）メンバーの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が脱退して順次事務所を退所。翌23日からは永瀬廉と髙橋海人の2人体制になるが、5月に入り「ティアラ」と呼ばれる熱烈なファンたちをイラつかせる事態が発生したという。

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「公式ファンクラブにネットで入会する際、グループ内から好きなメンバーを選ぶ項目があるが、脱退組の名前が消えていた。すると、SNSで次々とファンから苦情の声が上がって大炎上。すぐに3人の名前が戻されたものの、この騒動もあって現在100万人を擁するファンクラブは、3人の脱退後に激減するとみられているのです」（音楽業界関係者）

もっとも、ここ最近のキンプリファンは〝悲報続き〟と言うほかはない。4月に発売された初のベストアルバム『Mr.5』は発売から2日間でグループ初のミリオンセラーを達成したが、3月時点では脱退後も継続が予定されていた冠番組『King＆Princeる。』（日本テレビ系）が、5月13日にレギュラー放送を終了。同20日の2時間スペシャルで、ファイナルを迎えることが発表された。

「また、岸がレギュラー出演するバラエティー番組『VS魂グラデーション』（フジテレビ系）は、脱退後も出演が決まっていたが、これが暗転。今秋退所した後の出演が、未定であることが発表されたのです」（テレビ局関係者）

3人の退所後はグループ名のみ残る!?

気になるのは3人の退所後の〝進路〟だが、ほかの退所組同様、しばらくテレビ出演はなさそうとの見方がもっぱらだ。だがその一方では、かつてジャニーズの看板を背負ったあのグループの二の舞いとなるのでは？　と指摘する声も上がっているのだ。

「それが20年に錦織一清と植草克秀が事務所を退所した『少年隊』。事務所の配慮でグループ名は残ったが、東山紀之がジャニーズに残留する限り、3人での活動はない。キンプリもそうなってしまうのでは…と評判なのです」（芸能記者）

空中分解したグループは、いずれも同じ道をたどる？