(画像)Roman Samborskyi / shutterstock
(画像)Roman Samborskyi / shutterstock

『ひるおび』視聴率低迷で打ち切り説が浮上「崖っぷち」の恵俊彰は加藤浩次の二の舞か

お笑いコンビ・ホンジャマカの恵俊彰(58)がMCを務めるTBS系昼の情報番組『ひるおび』が大ピンチを迎えている。


2009年3月末にスタートした同番組は、当初は苦戦を強いられたものの、11年以降、平均視聴率が6%前後で推移し、同時間帯のトップに躍進。以降は20年3月までその座をキープした。


【関連】『めざまし8』打ち切りの準備中?小室瑛莉子アナ抜擢のサプライズ人事には裏がある!? ほか

ところが、新型コロナウイルスが流行し始めた頃から徐々に数字が低迷し、近年は3~4%あたりをウロウロする状態が続いている。


「実際、番組の内容もつまらなくなってきています。ここ最近は、デパ地下や食フェスを自社のアナウンサーがレポートする姿を延々と流したり、WBCの高視聴率が忘れられず、今でも連日、大谷翔平を長々と取り上げたりと、番組作りに工夫が見られない」(放送担当記者)


そもそも、『ひるおび』は視聴者が積極的にチャンネルを合わせているわけではないという。


「当たり障りのない内容が〝流し見〟するにはちょうどよかっただけですよ。惠もクセがなく、好感度も高かった。ところが、コロナが流行り始めたときに、他局が恐怖感をガンガンあおる中、『ひるおび』は番組のテイストを急に変えたくないとして〝流れ〟に乗り遅れた。ここから負のスパイラルに入ってしまったんです」(同・記者)

テレ朝に首位の座を明け渡す

一方、『ひるおび』とは真逆の「コロナ報道」のスタンスで、一気に立場を逆転させたのが、裏番組の『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)だ。

20年3月から全体の放送時間を155分に拡大し、番組内容も見直したことで、21年の年間視聴率1位を獲得。『ひるおび』を突き放しにかかっている。


「恵さんの1本当たりのギャラは120万円と言われています。それが、役員待遇とはいえ局アナの大下さんに負けているのですからシャレにならない。水面下では、すでに『ひるおび』後継番組のMC選びが進んでいるという噂です」(他局のスタッフ)


同じ芸人出身のMCとして17年間『スッキリ』(日本テレビ系)を任されていた極楽とんぼの加藤浩次は、番組終了後のびのびと余暇を楽しんでいるという。恵も、そろそろのんびりした生活に戻ることになるかも知れない。