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プロレスラー、ユーチューバー、AV女優/ちゃんよたインタビュー~マルチすぎる分野で活躍する元警察官!?

ちゃんよた
ちゃんよた (C)週刊実話Web

ちゃんよたはマルチな分野で活躍する美女だ。高等専門学校を卒業後、警察官になったが辞職して筋トレユーチューバーに転身。グラビア誌などで取り上げられ話題になった。その後はAV女優、プロレスラーとしても大活躍。5月16日には所属する『P.P.P.TOKYO』初の後楽園ホール興行(THE PARTY宴)が控えている。そんな彼女にユニークな経歴の秘密を聞いた。


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――肩書が多すぎて渋滞してますが(笑)、子供の頃なりたいものは何でしたか?

ちゃんよた 実は、真面目でおとなしく、勉強も運動もできない〝陰キャ〟だったんです。なので母からは「手に職を持ちなさい」と看護師か薬剤師を勧められていて、漠然とそうなるのかなぁって…。ところが、中学に入ると急に勉強ができるようになり、テストの点は学年で10番以内、マラソン大会でもずっと上位にいました。中身は〝陰キャ〟なままでしたが、周りの人が私に持つ印象は違っていたと思います。

――そして高専に進むわけですね。

ちゃんよた 理系科目が一番得意で、研究者っぽいことに憧れて選びました。高専は5年制なのですが、追加で2年通うと四大卒と同じ資格が取れるんです。学費も年間20万円と安いので、結局7年間通いました。同級生は製薬会社や大学院に進んでいましたね。

――なのになぜ警察官に?

ちゃんよた ある事件がきっかけでした。就活中だった21歳のときにアルバイト先のコンビニでストーカーに遭うんです。60歳くらいのおじいちゃんが私のことを気に入ってくれて、自分の買い物のついでに私にもジュースやお菓子を買ってくれました。優しい人だなぁと思っていたのですが、そのおじいちゃんが「地元の北海道に帰ることになった。寂しいから電話番号を教えてくれ」って。そしたら、連日100件くらい電話がかかってくるようになったんです。最初は対応していたけれど、出ないでいると不在着信の嵐。お店までやってきて、怖いので裏に隠れると「いるのは分かってるんだ」とか、店にも電話が来て「ぶち殺すぞ」って。我慢の限界で警察に相談したところ、すぐに対応してくれて、おじいちゃんから接近禁止の誓約書を取ってくれたんです。その一件以来、警察官っていいな、頼もしいなと思うようになりました。警察学校はめっちゃ走らされると聞いたけど、運動も好きだし「鍛えられて強くなりたい」というのと、人生は一度きり。ここで警察官にならなかったら一生縁がないと思い、卒業のタイミングで警察学校に入りました。

一度は民間企業へ…

警察学校での成績も優秀で持久走は常に1位だったちゃんよた。教官へのごますり(?)もうまく、晴れて警察官となり交番勤務をすることになったのだが…。

ちゃんよた
ちゃんよた (C)週刊実話Web

ちゃんよた あまりに仕事ができず、落ち込んでばかりでした。揚げ句に市民の方からは「税金泥棒」と絡まれたり。どんどんメンタルがやられていったんです。そんなある日、大学病院で検視解剖の手伝いをすることになり、解剖医に「今から頭を開けるから、下で脳みそを受け取って」と言われ、ドリルで頭をグリグリ。頭蓋骨がパカッと開いて落ちてきた脳みそをトレーで受け取ったんです。そのときに思いました。「人間なんてしょせんは肉の塊なんだな」って。その直後です。同期の子で警察学校ではめちゃくちゃ優秀で成績も1番だった子が亡くなるなどショックなことが続き、眠れない日々が続きました。ついに母親に電話して「辞めてもいい?」と話したんです。

退職後は民間企業に転職したちゃんよた。しかし長続きはせず、再度退職したあとに目指したのがパーソナルトレーナーだった。同時にYouTubeを始め、筋トレの様子をアップ。上半身裸で背筋の躍動を見せるなどして男女問わず人気を得る。最高再生回数は670万回。その人気に目をつけたのがAV業界だった。

――警察官というお堅い職業からAVというのも、ずいぶん突飛ですね。

ちゃんよた 私の中では筋が通ってるんですよ。将来的に目指しているのはパーソナルトレーナーなのですが、「トレーニングが必要なのはどういう人?」と考えたところ、AV女優や風俗嬢のように体を見せる商売の人たちなのではないかと気付いたんです。私はそういう人向けの専門トレーナーになろうと。ならば、自分もそういう業界を経験しないと説得力がないですよね。もともとAVはよく見ていたので、自ら応募してこの業界に入りました。

どっちのデビューも必然だった!?

――フルオープンには抵抗なかったんですね?

ちゃんよた 緊張はしましたが恥ずかしくはなかったです。警察官時代の経験から、「人はいつ死ぬか分からないから、他人の目なんか気にしないで生きた方がよくね?」と達観できたというのはあると思います。

――業界では有名だそうですが、「キツい」というのはどのタイミングで気付いたのでしょう?

ちゃんよた AVに出るまでは、そんなことは思いもよりませんでした。付き合った男性から言われたこともないし、自分で何か努力をしたわけでもないので…。ただ、男優さんに「キツイよ」と言われて(笑)。

――キツくなった原因はなんだと思います?

ちゃんよた やっぱりスクワットですかね。肛門周りからの筋肉を無意識にキュッと締めてるので、それが功を奏したのかもしれません。

――そして、AVデビューの翌年に(2021年9月)プロレスデビューするわけですが、こちらのきっかけは?

ちゃんよた 通っていたジムに、私が今所属している『P.P.P.TOKYO』の三富(兜翔)代表がいて仲良くなったんです。それまでプロレスは見たこともなければルールも知らなかったのですが、誘われて試合を見たら「めちゃかっこいい」となって。筋トレの一環として練習に参加させてもらっているうちに、いつの間にかリングに立っていました。でも、筋トレとは使う筋肉も違うし飛び跳ねるなんてことしませんから。何よりも痛い(笑)。試合にはなかなか勝てなくて、まだ3勝くらいしかしてないんです。

――この分野ではどこを目指している?

ちゃんよた 私には「生き物として強くなる」という目標があって、そこに向かってこれからも頑張っていきます。そのための一つの手段ではあるのですが、やってるからにはベルトは巻いてみたいですね。

――最後に、結婚願望について聞かせてください。

ちゃんよた これが全くないんですけど、同じ事務所に所属している広瀬りおなさんが先日、「結婚するので女優を引退します」という発表をしたんです。それがすごい素敵だなと思いました。私も言ってみたいなぁって憧れています。その予定は、ぜんぜんないんですけど(笑)。

◆ちゃんよた
1995年6月30日生まれ。T166、B90・W69・H100。YouTubeチャンネル【ちゃんよた“エロと筋肉の架け橋”】は登録者約13万人。プロレスの得意技はエロティックハマー。

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