(画像)Vladimir Gjorgiev / shutterstock
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女子大生宅の屋根裏に“のぞき穴”…部屋に何度も侵入した43歳男を逮捕

江戸川乱歩の『屋根裏の散歩者』には天井裏から他人を観察することに陶酔する男が登場するが、これを地で行く事件が発生した。


4月26日までに建造物損壊の疑いで埼玉県警に逮捕されたのは、茨城県古河市の元会社員、針谷啓太容疑者(43)。同容疑者は今年3月、埼玉県毛呂山町のアパートに住む女子大生の部屋に無施錠の玄関から侵入し、住居侵入と準強制わいせつ容疑で逮捕されたが、その後、親族が住む隣室の屋根裏の仕切りを破壊。女子大生の部屋に何度も侵入していた事実が判明したのだ。


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捜査関係者が言う。


「針谷は、1年以上前に親族から『隣室にかわいい女の子が住んでいる』と聞き、私生活を覗き見たい一心で自宅から約50キロも離れたアパートに通いだした。そして親族の留守中に無断で作った合鍵で部屋に侵入すると、風呂場の点検口から屋根裏に上がり、隣室との仕切りになっていた厚さ6センチの石膏ボードを回転カッターや釘抜きなどで破壊。被害者の部屋の風呂場の点検口に手製のはしごをかけて侵入していたのです」

1年もの間部屋をのぞき見…

また、地元紙の記者によると針谷容疑者の犯行はこれだけではなかったという。

「実は、針谷は女子大生の部屋の天井に直径2ミリ程度の覗き穴を開けて小型カメラを設置。着替えや風呂上がりの姿など、明け透けな女子大生の私生活を約1年もの間、盗撮していたのです。自宅から遠く離れたアパートに通い詰めていた点といい、エロスに魅入られたパワーのものすごさに捜査員らも驚いていますよ」


もっとも、犯罪は常にエスカレートするものだが、針谷容疑者の場合も例外ではなかったようだ。


「結局、針谷は盗撮や侵入だけでは我慢できなくなり、最後は寝ていた被害者に襲いかかった。針谷には妻子がいたが、異常な性的嗜好が幸せな家庭をぶち壊してしまったのです」(同)