日本テレビが予想だにしなかった事態に見舞われ、大混乱に陥っている。

／／#24時間テレビ TVerオリジナルコンテンツ 配信中👀💗 ＼＼#なにわ男子 の皆さんから コメントをいただきました🫶✨

TVerオリジナルコンテンツは これから定期的に配信します✨ お気に入り登録してお待ちください！！https://t.co/9b8b0DyBWU pic.twitter.com/mQHwMAhVG4— 24時間テレビ46／8月26日・27日【公式】【日本テレビ】 (@24hourTV) April 29, 2023

同局を巡っては、8月26、27日に放送する看板番組『24時間テレビ46』のメインパーソナリティーに、ジャニーズ事務所の人気グループ『なにわ男子』の起用を発表したばかり。ところが、〝ジャニーズ〟というワードがネット住民から猛バッシングを浴びる結果になってしまったのだ。

【関連】「ジャニーズ事務所は解散すべき」火消し間に合わず手遅れか…世界進出どころではない苦境 ほか

日テレ幹部が頭を抱えながら、その理由を明かす。

「例の性加害報道です。この問題が予想以上に炎上している。一部スポンサーからも営業サイドに『本当に大丈夫か？』との確認が入っているんです」

その内容とは、イギリスの公共放送BBCが3月に放送したドキュメンタリー『J－POPの捕食者　秘められたスキャンダル』。ジャニーズ事務所創業者の故・ジャニー喜多川氏による所属タレントへの性加害疑惑だ。

「夜な夜な未成年のアイドル候補生らを欲望のはけ口にしたという非常にショッキングな内容です。巷間言われているのは、ジャニー氏の洗礼を受けないと芸能界デビューにはたどり着けない。結果、ジャニーズタレントの多くが性加害の被害に遭っていた可能性が高いというのです」（放送作家）

完全アウトな愛とチャリティー

問題は、一連のジャニー氏を巡る性加害報道で、『24時間テレビ』にも被害が及んでいることだ。

「『なにわ男子』には何の罪もないが、やはりジャニーズ所属ということで、痛くもない腹を探られるわけです。しかも『24時間テレビ』では、ジャニー氏が亡くなった2019年に追悼コーナーを設けていた。番組の基本コンセプトは愛とチャリティーです。しかも、今年のテーマは『明日のために、今日つながろう。』。追悼コーナーを設けたときは性加害が明らかになっていなかったとはいえ、番組のコンセプトを考えれば完全アウトです」（制作関係者）

ジャニー氏を巡る性加害報道に関し、ジャニーズ事務所は所属タレントや社員への聞き取り調査を行ったと発表したが、事件の真相については不透明なままだ。

「今やらなければいけないのは第三者を交えた検証委員会を立ち上げた上で、事実を発表するべきです。そうでもしないと、未来永劫、ジャニーズのタレントは色眼鏡で見られます」（同）

愛だけではジャニーズは救えないのだ。