(画像)ViDI Studio / shutterstock
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テレビなら謹慎レベルの大問題!ステロイド入り「健康茶」をオススメした芸人たちの罪と罰

「花粉症に効く」と評判になった健康茶に「ステロイド」が含まれていた問題が、芸能界に飛び火している。


4月12日に「国民生活センター」が注意喚起した健康茶を、複数の芸人たちがラジオなどで紹介していたのだ。


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実際、アルコ&ピースの平子祐希や、マヂカルラブリーの村上などは、自身のラジオ番組やSNSなどで釈明や謝罪に追い込まれた。


「実は、この2人以外にも、問題の健康茶が花粉症に効くとして、楽屋などでオススメしていた芸能人はたくさんいたんです。みなさん表に出る商売ですから、できる限り症状を抑えたい。しかも、今年は花粉や黄砂もひどかったので、わらにもすがる思いで飲んでいる人も多かった。そこから口コミで広がり、テレビ業界のスタッフや出入りの業者さんにまで愛飲者が増えていたんです」(民放関係者)

テレビだったら“謹慎”になるレベル

芸人界隈では〝奇跡のお茶〟として話題になっていたそうだが、ラジオで紹介した平子と村上には〝ステマ〟を疑う声も出ていたという。

「言葉は悪いが、ラジオだったからギリセーフになったようなもの。これがテレビの生放送などで口走っていたら、謹慎になっていたかもしれないほどの大問題。村上さんはラジオでも生放送だったので仕方ないが、平子さんは収録だったわけで、商品名を口にした段階で調べるべきでした」(前出・民放関係者)


テレビの場合、スポンサーでもない「健康食品」などを紹介する際には、スタッフが医療関係者に確認を取ることが最低条件。その上で、「個人の意見」と分かるテロップを出さなければならない。


「申し訳ないけど、ラジオのチェック体制の甘さが露呈したと言えそうです。正直、テレビよりゆるい体制で作っているのがラジオの魅力とも言えるのですが、今後はラジオ業界も厳しくトーク内容を確認する風潮ができそうですね」(同・関係者)


せっかく若者を中心にラジオブームが起きている中、この健康茶の問題が水を差すことになるかもしれない。