最大で9連休となる今年のGW。地方競馬では、その9日間で16の重賞レースが開催される。その中でも注目は、3つのダートグレード競走。まずは5月2日、『第25回かきつばた記念』(JpnⅢ)が名古屋競馬場で開催される。
新競馬場移転に伴い1500メートルへとリニューアルされた昨年は、兵庫のイグナイターが勝利。地方馬としては2017年のトウケイタイガー(兵庫)以来の優勝となった。基本的には4〜5歳のJRA馬の活躍が目立ち、18年〜21年まで4連勝。15年〜21年までは1〜2番人気馬が7連勝していた。そんな中、昨年のイグナイターは前走『黒船賞』(JpnⅢ)でダートグレード競走初戴冠を決めてからの参戦だった。すでに結果を残している地方馬なら十分、互角に戦える。
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翌3日の『第24回兵庫チャンピオンシップ』(JpnⅡ)は、園田1870メートルで開催される兵庫3冠の2冠目となるレース。7月に行われる『ジャパンダートダービー』を見据えて、JRAからはその世代を代表するような素質馬が参戦してくる傾向にある。歴代の優勝馬にはコパノリッキー、ケイティブレイブ、クリソベリルなど、後に第一線級へ上り詰めた名馬の名前も。今年もニューヒーローの誕生に期待したい。
今最も輝いている2頭の地方馬が参戦!
そして続く4日は、初夏のマイルチャンピオン決定戦『第35回かしわ記念』(JpnⅠ)が船橋競馬場にて開催される。過去の勝ち馬には種牡馬としても活躍するJRAのトップホースをはじめ、アブクマポーロ、アジュディミツオー、フリオーソ、カジノフォンテンと誰もが知る地方競馬のレジェンドホースの名が並ぶ。
今年は、前出のイグナイター(牡5・兵庫)、スピーディーキック(牝4・浦和)と、今最も輝いている2頭の地方馬が参戦を表明。歴史にその名を刻むことができるか注目だ。
また、10日には南関東3冠競走の第1冠『第68回羽田盃』(SⅠ)が開催。24年より中央地方ダート3冠競走としてJpnⅠへ格上げとなるため、地方馬のみで行われるのは今年が最後。歴史ある一戦にとっては区切りの今年、どのような戦いが繰り広げられるのか目が離せない。
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