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「ジャニーズ事務所は解散すべき」火消し間に合わず手遅れか…世界進出どころではない苦境

ジャニーズ事務所
ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web

日本の芸能界に君臨するアイドル王国・ジャニーズ事務所の激震は、しばらく収まりそうにない――。

創業者のジャニー喜多川氏(享年87)が、2019年に死去して4年近く。所属タレントへの性加害疑惑をイギリスの公共放送『BBC』が3月に放送したことが発端となり、かつて所属していた元タレントも続々と『週刊文春』誌上で性被害を告白。大手プロ関係者からは「ジャニーズ事務所は解散すべきだ」との手厳しい声が巻き起こっている。


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「事務所のトップが〝売れたい〟という弱味につけ込んで、少年たちの体を弄んできた。他の芸能プロにも似たような目が向けられている。ジャニーズ事務所は一連の責任を取って解散し、一から出直すべきです」(大手プロ役員)

そもそも、〝ジャニーズ〟はジャニー氏がアメリカ大使館の通訳をする傍ら、宿舎の近所の少年たちを集めて野球チームを作ったことに由来する。あおい輝彦、飯野おさみ、中谷良、真家ひろみの4人で『ジャニーズ』を結成。彼らがジャニーズ事務所第1号のグループだ。その後は『フォーリーブス』、郷ひろみ、川﨑麻世、『たのきんトリオ(田原俊彦、近藤真彦、野村義男)』と続き、常に男性アイドル界をリードしてきた。

「田原俊彦もジャニーさんに溺愛された1人です。田原は歌手デビューしブレークした頃、写真週刊誌『フォーカス』に流出した全裸写真が掲載された。その中にジャニーさんと田原が入浴している写真もあったんです」(元女性誌記者)

この騒ぎでジャニーズ応募も減ったか…

以降、ジャニーズ事務所が巨大化する中で、とりわけジャニー氏が目をかけていた所属タレントとして、『KinKi Kids』の堂本剛&堂本光一、滝沢秀明が取り沙汰されてきた。

「ジャニーさんは滝沢を後継者に指名したが、昨年10月末でジャニーズ事務所副社長を辞任、退所した。その直後に今年5月でグループ脱退と事務所退所を発表した『King & Prine』の平野紫耀も、ジャニーさんの〝スぺオキ〟(スペシャルお気に入り)と呼ばれていた」(同)

4月12日、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏が、日本外国特派員協会で記者会見し「(ジャニー氏から)性的被害を受けた」と語った。

「カウアン・オカモト氏の記者会見を受けて、大手メディアではNHKが初めてジャニー氏の性加害を報じた。NHKに続き大手新聞も記事にしたが、ベタ記事扱い。しかし、これだけ騒ぎになれば、ジャニーズに応募する少年たちは激減する。昨年あたりからジャニーズは世界進出に力を入れていますが、欧米は性加害に厳しい。世界進出どころではない」(同)

ジャニーズ、絶体絶命。

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