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大沢樹生が出馬を取りやめて支援に回った現職区長が3位で落選!“作戦”思惑通りにいかず

大沢樹生
大沢樹生 (C)週刊実話Web

4月23日に投開票が行われた統一地方選挙で、東京・北区長選に立候補を表明していた元光GENJI・大沢樹生の〝戦略〟が完全に裏目に出たようだ。

大沢は昨年12月1日に記者会見を開き、「未来に光 地域にGENKI」というスローガンを掲げ、「私、大沢樹生は2023年4月に行われます北区区長選に出馬をする決意をいたしましたことをここで表明いたします」と宣言。いよいよ選挙戦が始まる段階になって、突如出馬を取りやめ、現職の花川與惣太区長の支援に回ることを表明したのだ。

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「大沢は当初、区長選にかなり乗り気になっていました。しかし、地域との繋がりが薄く、思ったほど〝光GENJI〟の知名度で票が集まらないことを察したのか、まずは現職の花川氏と協力関係を結ぶ作戦に出たのです。恐らく、その次の区長選では、花川氏の支持層をそのまま受け継ぐ約束をしていたはずです」(全国紙記者)

「若者のため」から一転88歳を応援

ところが、88歳という高齢や多選を危惧した自民と公明が前回の都議選でトップ当選を果たした山田加奈子氏を支持。一部保守層が分裂する流れもあり、花川氏は区議の駒崎美紀氏にも敗れ、4名中3位と埋もれてしまったのである。

「そもそも大沢は、当初は『若い世代のため』と、高齢の花川氏を批判しておきながら、協力関係を結んだ途端、『年齢はただの数字』と主張。『瀬戸内寂聴さんは99歳まで現役でおられたが、花川候補は現実的に挑戦されていることに敬意を表する』などと手のひらを返していましたからね。区民も呆れるばかり。次に出馬を検討したとしても、このことは当分、尾を引く。結果、どの年齢層にアピールして選挙を戦うのか、絞り込むことができなくなった」(前出・全国紙記者)

大沢は、23日になって約2週間ぶりにツイッターを更新。区長選の立候補に関して様々な〝憶測〟があったことを明かし、こう言い訳した。

《経緯に関しては今は自分の腹に納めておく所存です。誤解のなきよう申し上げれば私は『新党16』様の党員ではなく、支援政党と言う関係でございます。 その支援政党との話し合いと合意により選挙活動に協力致しました》

花川氏が落選したことで、大沢の思惑は大ハズレ。今のままでは次の区長選でも勝ち目はなく、周囲にぼやく毎日だという。

昨年末に宮崎県知事選に出馬した元埼玉県戸田市議のスーパークレイジー君は、今回、宮崎市議選にチャレンジし、見事全体の2位で当選を果たしている。大沢も今頃、次に出馬できそうな自治体を探しているのかもしれない。

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