
二度目の緊急事態宣言を受け、各地の繁華街から喧騒が消えてしまった。しかし、大阪ミナミの道頓堀から宗右衛門町一帯では、昼間から変わった光景が見られる。通りに佇み、あちこちを眺める数人の20代前半、ちょっと派手目の女性たち。誰かと待ち合わせをしているふうでもなく、しきりに周囲をうかがっている。
前を通ろうとすると、1人がスッと寄って来て声を掛けてきた。何かと思えばガールズバーの客引きだ。
「ここから5分のガールズバーです。1時間飲み放題、歌い放題で3000円。ちゃんとコロナ対策してるし、8時には終わるし」
昨年の宣言時にも客引きの姿があったが、今回は客に狙いをつけて互いに連絡を取り合うなど、何やら組織的に動いているようだ。
「どういうわけか茶髪で小柄な子が多く、うるさくまとわりつくので〝スズメ〟と呼ばれているんですよ」(風俗ライター)
地元の飲食店主が語る裏事情
スズメとはよく言ったものだが、「コロナには負けへん」とうそぶく女性に話を聞いた。
「コロナの前とは、1人連れてったときの〝バック〟が違うねん。正直、店は夜もやってるけど、夕方近くになって声掛けたら、うるさいのが多なるから面倒。特別サービス? それは来てくれてからの話やん」
スズメが飛び回る裏事情を地元の飲食店主が語る。
「これまでも違法営業やってたとこが、いつやめてもええからと開き直ってるんや。あんなのに昼間からウロつかれたら、ますます雰囲気悪なるわ」
大阪府、大阪市は医療対策と並行して、繁華街の感染拡大を抑え込むのに懸命だ。一方、そんな空気に水を差すように飛び回るスズメたちだが、誘われてホイホイついて行く客は少なくないという。
一般飲食店の自粛努力など、どこ吹く風。何やら暗い気分になってきた。
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