四国地区選手権で中村日向、九州地区選手権で末永和也が記念初制覇を果たしたが、周年記念でも新たなウイナーが誕生した。
4月10日に行われた宮島ボートの開設69周年記念『GⅠ宮島チャンピオンカップ』で、島村隆幸が2コースまくりを決めて優勝。109期の同期では永井彪也、丸野一樹に続いて、3人目の記念ウイナーになった。
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島村は、複勝率トップの48号機をバッチリ仕上げ、準優の時点で「節一だと思います」と豪語。優勝戦は安定板が付いたが「安定板が付いても足は完璧でした。同期や後輩がGⅠを勝っていたので、追いつけてうれしい」とニッコリ。
SGウイナーの期待もかかる4選手
島村はこの優勝で、7月の児島SGオーシャンカップと、来年3月の戸田SGボートレースクラシックの出場権を手に入れた。
島村の同期では大上卓人も、いつGⅠを勝ってもおかしくない実力者。大上は間違いなく「次は俺が」と思っているはず。今年は大上の走りにも注目したい。
GⅠウイナーの島村、永井、丸野に、次を狙っている大上。この4人にはSGタイトル奪取の期待もかかる。現時点ではグランプリにも乗った丸野が一歩リードしているが、最近の勢いなら、3節連続優勝をしている島村が一番。GⅠVの余勢を駆ってSGVの可能性も十分。今年の島村がどこまで飛躍するか、本当に楽しみだ。
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