日本メディアをざわつかせているのが、イギリスの公共放送BBCが制作したドキュメンタリー『プレデター:Jポップの秘密のスキャンダル』。日本の芸能界で権勢を振るった『ジャニーズ事務所』の創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に87歳で死去)に関する性加害について徹底取材した番組をめぐって、新たな火種が飛び交っている。
【関連】ジャニー喜多川氏“タワマンのぞき”の衝撃! Jr.の水着姿を「望遠鏡」で楽しむ異常性 ほか
4月12日、元『ジャニーズJr.』のカウアン・オカモト氏が東京都内の日本外国特派員協会で記者会見を行い、改めてジャニー喜多川氏から「性的被害を受けた」と述べたのだ。
「この会見に民放局はいまだに沈黙したままです。仮に報道でもしたら何を言われるか分からない。音楽番組やバラエティー番組、ドラマなど、ジャニーズと関係のない芸能プロダクションはテレビ界を見渡す限り、存在しません」(関係者)
さらに、民放局においては多くの報道&情報番組でジャニーズに所属するタレントを起用したため、自縄自縛状態になっている。
「日本テレビは看板番組の『news zero』に嵐の櫻井翔、テレビ朝日は『サンデーLIVE!!』に元少年隊の東山紀之、同じく『週刊ニュースリーダー』にはTOKIOの城島茂を起用しているんです。間違っても今回の性加害報道を追従できるわけがない」(事情通)
続く被害者は現れるか…
ところが、オカモト氏が勇気を出して、自ら顔出しで告白したことで風向きが変わり始めているという。
「朝日新聞をはじめ、全国紙とブロック紙が後追い報道を始めたんです。今後、オカモト氏に続く第2、第3の被害者が現れる模様で、芸能界は余談を許さない状態に陥っている。地上波のテレビでは唯一、NHKが13日にニュースで報じましたが、民放もスポンサーの手前、報じざるを得ない状況に追い込まれているんです」(放送作家)
さすがのジャニーズ事務所も創業以来の危機感を抱いているという。
「億単位の裁判費用を準備しながら、これまでのジャニーズ事務所をいったん畳んで、新生ジャニーズ事務所の創立も視野に入れ、動き始めています」(事情通)
男性アイドルの礎を築いたジャニー喜多川氏は、草葉の陰で何を思う…。
あわせて読みたい
- [New] 蝶野正洋『黒の履歴書』~少子高齢化社会の行く末
- [New] 『美女ざんまい』タレント・元プロレスラー/愛川ゆず季インタビュー~100センチH級維持の秘訣は…~
- [New] “破局報道”広瀬アリス&川口春奈の「連絡先争奪戦」が勃発!IT長者とセレブ婚間近か
- [人気] 映画『踊る大捜査線』織田裕二主演作を水面下で着々準備?ファン待望の“青島復活”なるか
- [人気] 『アンチヒーロー』の“ラスボス”は野村萬斎ではなく…予想外の人物が再登場か
- [話題] 元AKB48・板野友美が娘の“横顔ショット”を画像加工!?「まさかこんな小さな子どもにも…」
- [話題] 嵐・松本潤、旧セクゾ・佐藤勝利…ジャニー氏の“スペオキ”は新体制スタートも苦境のまま