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かまいたち・山内健司「糖尿病の治療薬ダイエット」で大炎上!製薬会社も“注意喚起”する危険性

かまいたち(山内健司、濱家隆一)
かまいたち(山内健司、濱家隆一) (C)週刊実話Web

かまいたち・山内健司が4月16日に公式YouTubeチャンネルで紹介した「ダイエット法」に、各方面から疑問の声が上がり、動画が非公開になるほど物議を醸している。

動画で山内は、「お腹に注射を打つダイエットなんですけど、食欲がまず抑えられる。『ご飯食べたいな』って思う普通の人の3倍くらい(時間が)経たないとお腹が減らない」と説明。飲み薬と併用し、3カ月前に71キロあった体重が現在は63キロになったと自慢していた。

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山内が挑んだのは「GLP-1ダイエット」と呼ばれる方法だ。

2型糖尿病の「治療薬」を使うもので、山内は「ラーメン1杯食べたら、半分食べた計算になる」と、口にした糖質の半分が尿で排出されると豪語。「油は後ろから」排出されるとも付け加え、副作用については「めっちゃトイレが近くなります」と頻尿を挙げていた。

山内も動画で言及していたが、他にも便秘や下痢、脱力感や倦怠感、低血糖症状などの副作用が出ることもあるため、注意が必要だという。

「聞けば聞くほど怖い」

医療ジャーナリストが解説する。

「GLP-1ダイエットは、若者の間で『痩せホルモン』『ダイエット注射』と呼ばれて人気になっています。ただ、日本医師会や日本糖尿病学会、厚生労働省などがダイエットに使うのは〝問題あり〟との見解を示しており、製薬会社もダイエット目的の使用は『安全性及び有効性については確認されておりません』などと注意喚起しています」

ネットでは、「聞けば聞くほど怖い」「絶対に手を出してはいけない」などと、このダイエット法を疑問視する声が上がり、大炎上。かまいたちの公式チャンネルは動画を非公開にしたようだ。

「山内さんは、過去にも炭水化物や糖質を徹底カットしたダイエットに挑戦。2カ月で10キロの減量に成功したそうですが、過度な糖質制限も危険です。自己責任でやるのはかまいませんが、影響力のある芸能人の方が、こうしたことをYouTubeなどで公表すると、ろくに調べることもなく、マネをする人たちも出てくるでしょうから、問題視されるのも当然ですね」(同・ジャーナリスト)

しかも、山内は薬を処方されたクリニックの実名を出して「人生変わりました!」と絶賛。相方の濱家隆一から「ステルスマーケティング(ステマ)」ではないかとツッコミを入れられると、「CMしてるからな」「ステマにはならへん」などと否定していたのだ。

芸能ライターが言う。

「このクリニックは、かまいたちを薄毛治療のCMに起用していたんです。ステマどころか、ちゃんとした〝広告案件〟だったはずですが、超売れっ子にしては脇が甘かったと言わざるを得ない」

お笑いタレントでボディビルダーとしても活躍するなかやまきんに君は、過度な糖質制限について「動画を見てマネしようというのは、非常に危険なのでお勧めはいたしません」と警告している。

吉本興業所属のタレントが安全性を疑問視されているダイエット法を紹介し、同社を辞めたタレントが〝正論〟を主張する。逆なら理解できるが…。

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