「神奈川のプライドを傷つけた。ゼロでなくマイナスからのスタート。失われた信頼を取り戻すために仕事で返したい」
選挙期間中の4月6日、週刊文春によって過去の不倫を赤裸々に報じられた黒岩祐治・神奈川県知事の当選後(4月9日)の第一声だ。
黒岩知事の不倫スキャンダルにどれだけ批判票が集まるか大いに注目された。結果は前回より得票数を30万票以上減らすなど、県民批判は想定を上回ったのではないか。
【関連】宮崎県知事選は“現職vs前知事”の事実上の一騎打ち!? カギを握るは無党派層票 ほか
「黒岩氏といえば、古巣のフジテレビで報道番組を担当した看板キャスター。番組内では与野党の大物政治家らにズバズバと切り込むさまに人気が高まった。その知名度と経歴を引っ提げ、2011年の神奈川県知事選に初当選。以来15年、19年の知事選でもぶっちぎりで勝ち、今回4期目も圧勝の情勢でした。その最中に文春砲が炸裂したわけです」(政治担当記者)
10年以上前の羞恥がバレた…
神奈川県民、特に女性が嫌悪感を示したのは不倫相手のA子さんが暴露した黒岩知事の〝性事歴〟だろう。文春オンラインによると、
『本番前のホンバン?バッカァ〜!!生放送前のナマだよ〜!!ニュルニュル〜〜〜。ビチョォッ〜〜〜〜』
『A子の料理ってどんなかな? アワビにバナナを刺したやつとか、そんなチョー下品なメニューしか想像できないよ〜ん』
などなど、本誌風俗担当記者が足元にも及ばないような淫語メールのオンパレード。
さらには、A子さんが口にしたAVプレイ。09年にフジテレビ退社後から、11年の知事選に出馬するまでの期間にAVを見ながらA子さんと実演する頻度が一気に増したという。
黒岩知事は選挙中にもかかわらず、6日に異例の会見を開き事実関係を認めた。そして、A子さんや妻、県民へ謝罪した。
「今回は知事として3期の実績や、他に目ぼしい有力候補がいなかった。また、A子さんとの不倫関係も10年以上前の話。しかし、黒岩氏はこれでミソギが済んだわけではない。問題は今後でしょう」(神奈川県議)
国と同様、県民にとって喫緊の課題は、コロナ後の景気対策、物価上昇、高齢化や人口減少、エネルギー問題、また東海沖大地震など山積だ。
「こうした政策問題で黒岩氏の決断が求められた際、不倫にからめ『アワビ知事』『ハレンチ知事』『AV知事』などと野次られ針のむしろでしょう。とりわけ、女性からは軽蔑の視線を向けられるのは必至」(同)
A子さんはこのタイミングで暴露した動機を「知事としてキレイごとばかり口にしている。本当の姿を知って欲しい」と語っている。
アワビ不倫の代償は高くついた。
あわせて読みたい
- [New] 蝶野正洋『黒の履歴書』~元横綱・曙太郎さんへの想い
- [New] 『美女ざんまい』歌手・俳優/岡崎友紀インタビュー~ドラマ『おくさまは18歳』衝撃秘話~
- [New] 木村拓哉『Believe』妻役が天海祐希になった裏事情…工藤静香が“お相手”に嫉妬!?
- [人気] めるる『くる恋』でバナナ一房をペロリ…「いくらなんでも好きすぎる」と視聴者ツッコミ
- [人気] 手越祐也“一人負け”の迷走状態で悲惨…柏木由紀とYouTubeコラボ実現なるか
- [話題] NHK女子アナの“激変ぶり”に視聴者困惑!? 2年ぶりに番組復帰もすっかり別人に…
- [話題] 山下智久『ブルーモーメント』での“ボソボソ喋り”に混乱!字幕モードにする視聴者続出