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『教場0』豪華キャストは“キムタクブランド崩壊”の象徴!? フジテレビは木村拓哉を信頼していない

Roman Samborskyi
(画像)Roman Samborskyi/Shutterstock

ジャニーズ事務所の俳優・木村拓哉(50)が主演するフジテレビ系月9ドラマ『風間公親―教場0―』初回の平均世帯視聴率は12.1%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)で2桁をマーク。現状のテレビ業界では上出来の数字だが、木村にとっては物足りない結果だという。

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「同作は、2020年と21年の正月にスペシャルドラマとして、それぞれ2夜連続で放送されましたが、その視聴率を超えることはできませんでした。スペシャルと連ドラを比較することはナンセンスかもしれませんが、よほどのことがない限り、第2話以降は初回の数字を超えられないことが多い。同局の『開局65周年特別企画』として木村にオファーしたフジの上層部も、この数字には満足していないはずです」(スポーツ紙記者)

芸能事務所の“バーター祭り”

そもそもフジテレビは、木村をハナから信用していないフシもあるという。

「昨年放送された木村の主演ドラマ『未来への10カウント』の視聴率が振るわず、〝キムタクブランド崩壊〟もささやかれていましたからね。木村だけに頼る〝一本足打法〟は危険と判断し、主役級の共演者をズラリと揃えているわけです」(同・記者)

確かに、木村とバディーを組む若手刑事役として、新垣結衣、北村匠海、染谷将太、白石麻衣、赤楚衛二をラインナップ。〝シークレットゲスト〟として、木村と親交の深い明石家さんままで駆り出していた。

「昨年のサッカーW杯で大活躍した三笘薫の兄・結木滉星は、ドラマの初回放送日に合わせて兄弟であることを公表させるなど、話題作りに必死。主役級の俳優を差し出した芸能事務所は、ここぞとばかりに〝バーター〟で自社の役者をねじ込んでいるそうです」(同・記者)

言われてみれば、初回のキーマンだった市原隼人と内田理央は、前者が北村と同じ事務所で、後者はかつて新垣が所属していた事務所の後輩だ。

「おそらく、今後も染谷や白石、赤楚の事務所のタレントがバーターで押し込まれてくるはずです。ここまでしなければならないほど、フジは木村を信用していないとも言えそうです」(同・記者)

初回の脚本も「無理がありすぎる」として物議を醸している『教場0』。第2話以降、視聴率を右肩上がりにできるかどうかは、さらに豪華なスペシャルゲストをどこまで呼べるかにかかっていると言っても過言じゃない。

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