SGオールスターを間近に控えるオート界では、4月12日から山陽オートで『GⅠ令和グランドチャンピオンカップ』が開催。SGに向け、有力レーサーは整備面でも追い込みをかけるタイミングでもある。この5日間の見どころを紹介し、優勝戦線を占いたい。
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3月29日現在で出場予定選手に青山周平、鈴木圭一郎の名前がない。そうなると優勝争いは混戦模様。特に地元山陽勢は、外来阻止に躍起になるはずだ。地元からは松尾啓史、丹村飛竜、長田恭徳、丸山智史、角南一如、佐々木啓が有力候補。その中でも地元ミッドナイトで動きのよかった松尾が「地元エース」という立場で臨む一戦となる。
「地元のエース」松尾はピークの仕上がり!
2月の飯塚GⅡオーバルチャンピオンカップ、3月の特別GⅠプレミアムカップで連続優出しており、仕上がりはピークに近い。もし不安点があるとすれば、「春」という気候だ。路面温度の上がる走路を苦手としており、そこが鍵となる。冷え込んだ走路なら、迫力の追い上げを披露してくれそうだ。
対する外来勢は中村雅人、若井友和、小林瑞季、黒川京介、高橋貢、佐藤貴也、伊藤信夫、荒尾聡、岩見貴史、中村杏亮と強豪が集う。最近の出来を考慮すると、黒川の機力がかなり上昇しており、速攻力を加味して強調したい。
SGを前にハイレベルなGⅠとなること間違いなしで、必見の5日間だ。
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