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山里亮太を“異常推し”する日テレの「誤算」主婦層に人気のない山ちゃんで大丈夫?

(画像)Krakenimages.com / shutterstock

南海キャンディーズ・山里亮太と、元NHKの武田真一アナウンサーがMCを努める日本テレビ系朝の情報番組『DayDay.』が4月3日にスタートした。


タレントの名前を誤表記するなどの凡ミスはあったものの、初回の世帯平均視聴率は5.0%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)とまずまずで、意外にも山里が武田アナをサポートするシーンも見られるなど、評価を上げている。


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「山里は、数多くの番組でMCを務めていますからね。『DayDay.』も、もともとは〝山里単独の番組〟として話が進んでいたそうです」(芸能プロ関係者)

山里は、『スッキリ』で長く「天の声」を務めた功労者。打ち切りが決まった際には、「山里で新番組を作る」という話になっていたそうだ。

「ところが、いざ広告枠を売る段階になって、メインターゲットの主婦層に山里の人気が低いことが分かり、急きょフリーになろうと動いていた武田アナをキャスティングした。武田アナはNHK時代から好感度も高く、スポンサーもすぐに納得したようです」(同・関係者)

根底にある意地の悪さ

以前は「抱かれたくない芸人」で上位の常連だった山里だが、女優の蒼井優と結婚し、子どもが生まれたことで好感度は上がっているものと思われたが…。

「相方のしずちゃんが先に売れ始めた頃、嫉妬した山里が嫌がらせしていたことを本人が認めていますからね。女性の視聴者は、そういう根底にある意地の悪さを感じとっているのでしょう」(同・関係者)

そんな山里が、なぜここまでテレビ界で重用されるのか。

「山里さんは、テレビ業界のスタッフ受けがいいんです。いわゆる〝業界人気〟が高いので、各局の番組でMCができているのです」(他局のスタッフ)

中でも『DayDay.』MCに抜てきした日テレの〝山里頼み〟は異常で、4月9日からは山里とオードリー・若林正恭の半生をドラマ化した『だが、情熱はある』も放送される。


4月2日に放送された同局系『おしゃれクリップ』のスペシャルでも、山里に対して尋常ではない持ち上げぶりを見せていた。

「2つの番組の宣伝とはいえ、山里さんをここまでフィーチャーすると逆効果に思えるほどでした。もともと、そんなキャラじゃありませんからね(笑)。これには、事務所から独立した加藤浩次さんの代わりに山里さんをMCとしてゴリ押しする吉本興業の思惑も強いようですが、ここまでされて『DayDay.』もドラマもコケたら山ちゃんの芸人人生が終わると危惧する声すら上がり始めていますよ」(同・スタッフ)

万が一、両番組がコケて日テレをお払い箱になったとき、山里は〝だが、情熱はある〟と言えるのか。

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