登録馬の中に重賞勝ち馬が11頭いて、OP特別勝ちや重賞2着しかない馬は除外対象になるほど狭き門となっている今年の桜花賞。過去10年の1番人気馬は【1・3・1・5】で、この中には単勝1倍台の圧倒的人気馬も5頭いるが、勝ったハープスター以外は⑨④③②着と期待に応えられていない。今年もリバティアイランドが人気になりそうだが、過信は禁物だ(以下のデータは、特に断りのない限り過去10年の集計)。
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《前哨戦》
各トライアル別の成績・複勝率と、今年の出走予定馬の着順は以下の通り。チューリップ賞(1着モズメイメイ、2着コナコースト、3着ペリファーニア、7着キタウイング、15着ドゥーラ)は、【4・8・6・30】で37.5%。フィリーズレビュー(1着シングザットソング、2着ムーンプローブ、3着ジューンオレンジ、6着ブトンドール、12着リバーラ)は【1・0・2・46】で6.1%。アネモネS(1着トーセンローリエ、2着コンクシェル)は【0・0・0・22】で0%。トライアル以外では、クイーンC(1着ハーパー、2着ドゥアイズ)が【1・0・1・17】で10.5%、シンザン記念(1着ライトクオンタム)が【1・0・0・1】で50.0%、阪神JFからの直行(1着リバティアイランド、2着シンリョクカ、11着ラヴェル)が【1・2・0・3】で50.0%。
《持ちタイム》
持ちタイムトップは、1分33秒1のハーパー、リバティアイランド、ドゥアイズ。以下1分33秒5のドゥアイズとシンリョクカ、1分33秒7のライトクオンタム、1分33秒8のトーセンローリエ、ラヴェル、ドゥーラ、1分33秒9のコンクシェル、1分34秒0のムーンプローブ、モズメイメイ、コナコースト、ペリファーニアと続く。なお、これまでの最速は2021年のソダシがマークした1分31秒1で、過去10年のうち良馬場だった8回の平均勝ちタイムは、1分33秒4となっている。
《血統》
主要種牡馬の阪神芝1600メートルの成績と複勝率(18〜22年)、今回の産駒は以下の通り。ドゥラメンテは【8・4・3・63】で19.2%。産駒はリバティアイランド、シングザットソング。モーリスは【8・7・10・65】で27.8%。産駒はペリファーニア、ムーンプローブ。ルーラーシップは【14・13・12・117】で25.0%。産駒はドゥアイズ。ハーツクライは【21・11・18・136】で26.9%。産駒はハーパー。ディープインパクトは【45・41・43・260】で33.2%。産駒はライトクオンタム。キタサンブラックは【1・2・1・13】で23.5%。産駒はコナコーストとラヴェル。リアルインパクトは【0・1・3・19】で17.4%。産駒はモズメイメイ。
◎リバティアイランド1頭軸の3連複で勝負!
◎のリバティアイランドは、阪神JFの勝ちっぷりからここでは能力上位。スムーズに運べるかどうかだけで、大崩れは考えにくい。○はライトクオンタム。少ない最終世代からこうした馬が出るところが父の血。伸びしろもありそう。▲のコナコーストは、チューリップ賞2着馬。好発から控えて、ゴール前で差を詰めてきたように、しぶといレースぶりが光る。△はルメール騎手のハーパー、能力高そうなペリファーニア、安定感抜群のドゥアイズ、チューリップ賞勝ちのモズメイメイ。馬券は、◎の能力は評価しつつも何かにやられる可能性も考慮して、1頭軸に据え、印各馬を相手に取った3連複(15点)で勝負負!
《結論》
◎リバティアイランド
○ライトクオンタム
▲コナコースト
△ペリファーニア
△ハーパー
△ドゥアイズ
△モズメイメイ
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