1週前にドバイで国際招待競走が行われることもあって、メンバーが分散してしまうのは残念だが、実力拮抗の顔触れで面白いレースになりそう。
GⅠに昇格して以降の6年で10番人気以下の馬券圏内は一度もないが、一昨年は10万、昨年は53万と3連単は波乱。近4年の1番人気は⑥③③⑨着なので、高配当を狙うならこのあたりを突破口としたい(以下のデータは、特に断りのない限り過去6年の集計)。
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《持ちタイム・馬場実績》
阪神芝2000メートルで勝ち鞍があるのはポタジェ【3・1・0・0】、ヒンドゥタイムズ【2・1・1・1】、マテンロウレオ【2・0・0・0】、ジャックドール【1・1・0・1】、ワンダフルタウン【1・0・0・0】。一方、持ちタイムトップは1分57秒2のジャックドール。以下、1分57秒4のマリアエレーナ、1分57秒7のヴェルトライゼンデ、1分57秒8のポタジェとジェラルディーナ、1分58秒0のラーグルフとヒンドゥタイムズと続く。なお、最速は1分58秒2(2018年スワーヴリチャード)で、良馬場で行われた5回の平均勝ちタイムは1分59秒0となっている。
《血統》
主要種牡馬の阪神芝2000メートルの成績と複勝率(18〜22年)、今回の産駒は以下の通り。ディープインパクトの成績は【35・30・31・158】で37.8%。産駒はキラーアビリティ、ノースザワールド、ポタジェ。ドゥラメンテは【11・10・7・33】で45.9%。産駒はスターズオンアース。ハーツクライは【22・17・17・148】で27.5%。産駒はヒシイグアス、マテンロウレオ。モーリスは【4・1・3・29】で21.6%。産駒はジェラルディーナ、ジャックドール、ノースブリッジ、ラーグルフ。ジャスタウェイは【6・4・2・39】で23.5%。産駒はダノンザキッド。ドリームジャーニーは、【0・2・3・22】で18.5%。産駒はヴェルトライゼンデ。
《馬齢・性別》
馬齢別成績と複勝率は、4歳が【2・2・5・19】で32.1%、5歳が【4・3・1・23】で25.8%。ここまでで馬券圏内はほぼ独占されており、6歳以上は【0・1・0・25】で3.8%と苦戦傾向。6歳のアラタ、ポタジェ、ヴェルトライゼンデ、7歳のヒシイグアス、ヒンドゥタイムズ、モズベッロは割引が必要か。性別では牡・セン馬が【4・4・6・62】で18.4%、牝馬は【2・2・0・5】で44.4%。今年はジェラルディーナ、スターズオンアース、マリアエレーナと3頭の牝馬がエントリー。
《騎手》
おもな参戦予定の騎手の成績は、ヴェルトライゼンデの川田将雅騎手【1・3・1・1】、ジャックドールの武豊騎手【1・0・1・1】、スターズオンアースのルメール騎手、ヒシイグアスの松山弘平騎手、ラーグルフの戸崎圭太騎手がいずれも【0・0・0・2】。
◎スターズオンアース1頭軸の3連単マルチで勝負!
◎はスターズオンアース。スタートの不利もあって牝馬三冠はならなかったが、前走の秋華賞は負けて強しの3着。牡馬相手でも通用の能力はあるとみる。○も牝馬のジェラルディーナ。エリザベス女王杯を勝った直後の有馬記念でも3着と地力強化を証明。ジェンティルドンナの娘が本格化なら、軽くは扱えない。▲はラーグルフ。ホープフルS3着の素質馬が、ようやく軌道に乗ってきた。伸びしろ込みで狙いたい。△は実績あるジャックドール、ヒシイグアス、ヴェルトライゼンデ。馬券は、◎を信頼して1頭軸に置いた3連単マルチ(60点)で勝負!
《結論》
◎スターズオンアース
○ジェラルディーナ
▲ラーグルフ
△ジャックドール
△ヒシイグアス
△ヴェルトライゼンデ
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