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『水ダウ』違法アップロード風の演出が話題!左下に小さく映る「見にくい」放送に賛否

ダウンタウン
ダウンタウン (C)週刊実話Web

3月22日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)が物議を醸している。

なんと、番組が違法でネットにアップロードされまくっていることに業を煮やし、〝対策〟を打っていたのだ。

「番組をそのまま違法アップロードすると、コンピューターが自動で判別し、削除するシステムになっています。このため、違法アップロードする側は、番組の画面サイズを小さくし、画面の半分以上を〝別の背景画像〟にするなどして、コンピューターに検知されないようにしているんです。そこで、頭に来たスタッフが、最初から番組を〝違法アップロード風〟に加工。草原の背景の中央に猫のイラストを置き、『本編動画』を画面の左下部分にだけ小さく映し出したのです」(ネットライター)

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これを違法アップロードしようと番組の画面サイズを小さくすれば、さらに「本編動画」が小さくなってしまい、スマホなどではほとんど視聴できないというわけだ。

謎のQRコード

ネットライターが続ける。

「番組の合間には、民放連制作の違法配信撲滅キャンペーンCM『違法だよ!あげるくん』を頻繁に流すなど、一見ネタのようにみせながら、本気度はかなりのものでした。一向に減らないテレビ番組の違法アップロードに警鐘を鳴らす斬新な演出が話題になっています」

しかし、画面の3分の1程度しか「本編」が視聴できないため、〝新ネタ〟を放送するとクレームが来かねないと判断したのか、これまでの「総集編」をランキング形式で発表するスタイルをとっていた。

「それも、違法アップロードされている数が多い『説』をランキングするなど、工夫を凝らしていました。さらに、画面の右下にはTBSの公式サイトに誘導するQRコードを貼り付け、TVerやParaviといった正規の〝見逃し配信〟を視聴するように促していたんです」(同・ライター)

ところが、このQRコードには何の説明文もなかったため、ネットには「怖くてQRコードを読み取れない」といった苦情も。

「番組冒頭で、プレゼンターの小籔千豊が今回の番組趣旨を説明していましたが、途中から観た人は戸惑ったかもしれませんね。また、『単なる総集編を見にくい画面で延々と見せられて苦痛だった』といった声もネットにはあるようです」(同・ライター)

この日は、優勝した侍ジャパンのWBC決勝アメリカ戦を緊急放送した流れで、CMも挟まずに『水ダウ』が始まった。そのため、かなり多くの視聴者に「違法アップロード問題」の深刻さを訴えることに成功したはずだが、『水ダウ』らしいと言えばらしい演出には賛否ある結果になったようだ。

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